ビッグディール Big Deal
Amigo社 G.Zuckerman, T.Harpaz,
R.Wagner, Y,Rotem作
プレイ人数 対象年齢 プレー時間
2〜6人 12歳以上 2時間
ワンポイントセールス:
バブリーなインフレから、一気にデフレに移行する瞬間がスリリング

 経済ゲームです。最低限の株と、人材・土地・技術・エネルギーのリソースを集めて会社を設立します。設立された会社はその後の手番でプレーヤーに収入をもたらしてくれます。しかし、他のプレーヤーはのっとりをたくらむこともできるのです。また、必要なリソースは会社の数が増えるにしたがっててに入れるために多くのお金が必要になります。ゲーム終了までにもたらしてくれる収入をよく考えて、リソースを買うかどうか考えます。なお、これらのリソースは買うと同様に売ることもできます。あまりにも価値が上がりすぎたと思ったら、不要なリソースを手放すこともあります。また、将来の収入を考えて手放すべきだと思ったら、会社を売り払うことすらあります。
 特にこのゲームでは、ゲーム終了後は株券もリソースも一定価格にしか評価されませんので、それより高い価値があるなら、さっさと手放す手もあるのです。
 ゲーム序盤では、ほとんどのプレーヤーは会社設立を目指します。自分に多くの会社があれば収入が必ずあるからです。このころは、リソースの値打ちがどんどん上がりインフレ状態になります。中盤以降は、価格との相談です。いつどのタイミングで会社やリソースを手放すか考え始めます。みんながリソースを手放し始めると価値は一気に下がり、デフレ状態に突然なります。このタイミングを間違うと、手持ちのものを高く買ってもらえなくなります。終盤はすべてを整理することになります。ゲームの終了は突然やってきますので、うまく手持ちを換金するようにします。
 経済ゲームが好きな人向きです。