闇の怪盗 Der Schattendieb
Amigo社 Jurgen Grunau作
プレー人数 対象年齢 プレー時間
3〜7人 8歳以上 30分
ワンポイントセールス:
欲張りすぎると点がなくなる。

 カードは大きく分け4種類。各プレーヤーの手元に1枚ずつ置かれた「開いた金庫カード」。その金庫を閉じる「金庫ロックカード」。ゲームの目的である、集める必要がある「宝飾品カード」。そしてそれを狙っている「泥棒カード」
 「開いた金庫カード」以外のカードをよく混ぜて、4枚ずつ配りこれが各プレーヤーの手札になります。
 すべてのプレーヤーは、手札から任意の1枚を選び伏せて前に出します。全員揃ったら、それらのカードを表にします。宝飾品カードには1〜10の数字がかかれています。表になったカードの中に、同じ数字のカードが複数あった場合には、それらのカードは捨て札になります。次に泥棒カードを出している人がいたら表になっているカードを盗みます。そこで残ったカードは、それぞれ自分の「開いた金庫カード」の上におきます。これらの宝飾品カードに書かれた数字が得点になります。
 その後、カードを補充して同じことを繰り返します。自分の金庫にカードがたまったら、「金庫ロックカード」を同じように、伏せて出すことができます。自分の「開いた金庫カード」の上にあるカード枚数より大きな数字の「金庫ロックカード」を出した人は、金庫を閉じたことになり、得点が確定します。しかし、この時点でゲームから抜けます。誰かが抜けると急にゲームの様相が変化するかもしれません。というのは、どんどん抜けていって、最後の一人になったら、ゲームが終了し、最後の一人は得点を得られません。また、複数の人が同時に「金庫ロックカード」を出して、全ての人がゲームから抜けたら、最後に抜けた人たちすべてが、このゲームの得点を得られなくなります。
 つまり、ゲームに残っている限り、点数が増える可能性はありますが、最後まで残ってしまうと、得点が得られないのです。
 一回のゲームは、数分で終わるスピーディーなゲームです。いつ金庫を閉めるか、どこまで我慢するか、ドキドキするゲームです。