ワイン商
Die Weinhandler / Amigo / Claudia Hely & Roman Pelek作
プレイ人数:3〜5人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:45分
ワンポイントセールス:競ゲームですが、一番高い値を付けるのが目的ではありません。

 このゲームには、5種類のワインが登場します。これは色で分けられています。それぞれはビンの形で3種類ずつあります。その他に空瓶もあります。
 ゲーム開始時には、各プレーヤーは5枚のカードを持っています。そして山からカードを4枚表にしてテーブルの中央に並べます。ここで自分のカードを使って、競を行います。順に一枚または複数枚のカードを出し、カードに書かれた数字の合計を示します。すでに他のプレーヤーが出しているカードと同じ合計数のカードにすることはできません。順番になったプレーヤーはパスすることもできます。最初の番でいきなりパスしたプレーヤーは、山から2枚のカードを表にし、書かれた数字が小さいほうのカードを受け取ります。
 全員がパスしたら、競は終了です。一番大きな合計数を示しているプレーヤーが、表にした4枚のカードを受け取ります。2番目に大きな合計数を出しているプレーヤーは、一番大きな合計数を示したプレーヤーが出しているカードを受け取ります。3番目は、2番目の・・・となり、最後のプレーヤーが出しているカードをテーブル中央に残します。そして、次のラウンドのため、4枚になるように山から補充します。
 それぞれカードを受け取った時点で、自分のワインセラーを作ることができます。ワインセラーは底辺が5枚のピラミッド型です。下部がない置き方はできませんし、最下段については、離して置くこともできません。いったんワインセラーとしておいたカードは、一切置き換えはできません。唯一それが許されるのは、空瓶を通常のビンに代えるときだけです。カードには☆印が描かれており、ワインセラーに置くたびにその☆印の数だけ得点します。また、ワインの種類もビンの形もまったく同じワイン3枚を三角形または直線に並べたら、4ポイントのボーナスポイントが得られます。また、同じワインでそれぞれ形の違うビン3種類を三角または直線に並べてもボーナスポイントが得られます。こうして、多くのポイントを得ることが目的です。
 競の段階では、カード枚数を増やすこともひとつの目的です。4枚のカードを獲得するために、4枚以上のカードをせりにかけていいのでしょうか。また、テーブルに並べられたカードだけがせりの目的とは限りません。他のプレーヤーが出しているカードをほしい場合もあります。その場合は、目的のプレーヤーの次に低い数字を提示することが必要になります。
 できるだけ同種のワインをそろえて法がよいでしょう。ダブルでボーナスポイントを得られたりするからです。ただし、手札制限があることにも注意して、カードを獲得してください。


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