ゼロ | Zero | ||
Berliner | Reiner Knizia作 | ||
プレー人数 | 対象年齢 | プレー時間 | |
3〜5人 | 8歳以上 | 20分 | |
ワンポイントセールス: さすがKnizia。まだこんなシンプルなゲームがあったのか。 |
手札は9枚ずつ、そのほかに5枚のカードがテーブルの中央に表にして置かれます。それ以外のカードは、しまっておきます。
手番は時計回りに、順番に行います。手番になったら手札から1枚カードを出し、代わりにテーブルの上のカードを1枚取るだけです。
このゲームは得点を競うゲームですが、できるだけ得点が少ないほうが勝ちです。つまり「ゼロ」が一番良いのです。
ゲームが終了したとき、手札の得点を計算します。同じ数字カードは何枚あっても1度しかカウントしません。つまり「4」が3枚あっても「4点」です。その上、同じ数字が5枚以上ある場合にはそれらは0点になります。このゲームの手札は9枚ずつですが、同じ数字のカードは9枚存在しません。
また、同じ色のカードが5枚以上集まったら、それらの得点も計算する必要がありません。しかし、同じ色のカードは9枚存在しません。
したがって、「0点」になれるのは、上記の例のように、同色の5枚のカードと、その中に含まれる数字と同じ数字カードがあと4枚です。
しかし、「ゼロ」を狙うため同色のカードを集めると、5枚目を手に入れるまでは、それぞれのカードが得点になってしまいます(同色で同じ数字のカードはありません)。
ゲームが、終わるタイミングをはかって、少しでも得点を減らすようにします。
シンプルなルールとゲーム運びで、新しい面白さを出しているのは、さすがにKniziaだと思わせます。