エボ | Evo | ||
Euro Games社 | Philippe Keyaerts作 | ||
プレー人数 | 対象年齢 | プレー時間 | |
3〜5人 | 12歳以上 | 1〜2時間 | |
ワンポイントセールス: 恐竜がいかにして生き延びようとしたか分かる? |
恐竜が生まれてから、巨大隕石が地球にぶつかって絶滅するまでの物語です。
何種類かの恐竜の祖先がある島にやってきました。まだ恐竜たちは弱々しいものでした。それでも子孫を増やそうとしていました。しかし、長い年月の間に気温はいろいろと変化します。氷河期にはより暖かい海岸線が過ごしやすい場所ですし、地球が温暖化しすぎると山岳部分のほうが過ごしやすい場所になります。
また、長い年月をかけて恐竜たちは、いろいろな能力を手にします。気温が変化したときにより早く移動する能力。強い太陽光線から見を守る能力。寒さに耐えられる能力。多くの子孫を作れる能力。他の恐竜の縄張りに入って戦える能力などです。
ゲームでは、気温変化はダイスによって変化します。しかし、4/6の確率で暖かくなるか涼しくなるかは分かっています。気温の変化を見て、それぞれの恐竜をより過ごしやすいエリアに移動させます。しかし、移動能力が不足していると、いくらかの恐竜は取り残されて、ラウンドの終わりには死んでしまいます。ただし、暑さや寒さに強い能力が備わっていれば、少しは生き残れます。また、移動先にすでに別の種の恐竜がいる場合には、戦わなければなりません。基本的には、元からいるほうの種のほうが有利です。ただし、戦闘能力を多く獲得している恐竜はその限りではありません。移動が終わった後子供を産んで子孫を増やします。このときも朱の持つ能力の差によって子供の数が違います。
ラウンドの後半では、新しい能力を手に入れることができます。このときは、プレーヤーは勝利点を減らしても、生存能力を獲得しようとするかもしれません。
巨大隕石が衝突するまでに多くの勝利点を上げたプレーヤーが勝ちです。
簡単なゲームというわけでもありませんが、実際は分かりやすくて楽しいゲームです。だんだん自分が担当する恐竜がかわいくなってきます。