宝石商 Edel, Stein & Reich 2人用ルール
この2人用特別ルールはメーカー(aela)のHPに公開されているものです。
以下の点以外、通常のゲームのルールはそのまま適用されます。
- 宝石カード10枚を裏向きの山にしておきます。どちらかのプレーヤーからはじめ、以降は交互に進めます。
- 手番プレーヤーは、山の一番上の宝石カードをめくり、表向きにして自分の前に置きます。さらにイベントカードの山の一番上のカードをめくります。
- そして、3つのアクション(お金、イベント、宝石)のうちからひとつを選び、そのアクションカードを裏向きにして自分の前に置きます。相手プレーヤーは、手番プレーヤーのアクションを妨害する、あるいは少なくとも交渉に持ち込ませることをめざします。それには、自分のアクションカードから1枚を選んで、表向きにしてプレイします。
ここで2つの可能性があります。
- 手番プレーヤーと「適合」した場合。すなわち、同じアクションカードをプレイした場合。このとき、手番プレーヤーは、自分のアクションカードを表向けます。そのアクションを行うことはできません。
- 手番プレーヤーと適合しなかった場合。そのむねを手番プレーヤーは宣言します。ただし、アクションカードはまだ表向けません。そして、相手プレーヤーが残りの2枚のアクションカードから1枚を表向きにプレイします。
ここでさらに2つの可能性があります。
- 手番プレーヤーとここで適合した場合。そのアクションの権利を巡って、交渉を行います(交渉の手順は通常と同じです。赤の宝石の少ない方のプレーヤーから最初の提示を行い…、という具合です。提示を受け入れたら、その相手プレーヤーがアクションを行います。
- ここでも適合しなかった場合、手番プレーヤーは、選択したアクションをそのまま行います。
つまり相手プレーヤーは、2回チャレンジをすることができるのです。最初のチャレンジで成功すれば、手番プレーヤーのアクションを完全に妨害します。2回目のチャレンジで成功すれば、交渉を強制することができ、場合によっては、手番プレーヤーが選択したアクションを行うことができるのです