アムレット | Das Amulett | ||
Goldsieber社 | Alan R. Moon & Aaron Weiblum作 | ||
プレー人数 | 対象年齢 | プレー時間 | |
3〜6人 | 12歳以上 | 90-120分 | |
ワンポイントセールス: 宝石が綺麗 |
魔法の宝石を集めて、お守りを作るゲームです。宝石は10種類ありますが、そのうち7種類を揃えるか、種類に関係なく8個の宝石を集めた人が勝ちです。
プレーヤーたちは一定のエネルギーをもっています。このエネルギーを使って、魔法のカードを競ります。そして、競り落としたら、競り落とした分のエネルギーをその魔法カードに乗せておきます。それぞれの魔法カードには、魔法に必要なエネルギーが示されています。魔法カードに乗せられたエネルギーを毎ラウンド消費し、乗っているエネルギーがなくなったら、そのカードは捨てられます。したがって、安く競り落としすぎると、その魔法カードはすぐに効力がなくなったしまいます。高く競り落としすぎると、他の魔法を手に入れられなくなります。なお、魔法カードによって消費されたエネルギーは手元に戻ってきて、将来の競に利用できます。
また、魔法カードにより毎ラウンド得られる金属カードが決まっています。この金属カードにより、宝石が手に入ります。金属カードには、「金」「銀」「銅」「鉄」の4種類があります。ゲームボード上には、同じマークの場所があります。それらの場所では対応する金属カードを一番多く使った人が、宝石を獲得するのです。
ゲームは、4つのフェイズを繰り返し、勝利者が出るまで続けます。
1.魔法フェイズ
ここで魔法カードを競ります。毎ラウンドプレーヤー人数と同じ数の魔法カードが競に出されます。しかし、みんなが1枚ずつ手に入れられるとは限りません。
2.金属フェイズ
各プレーヤーの持っている魔法カードにより金属カードを手に入れます。
3.宝石フェイズ
ここが、このゲームのメインです。ゲームボード上のマーカーがある位置に示されたと同じ金属カードを、一番多く捨てることができたプレーヤーがその場所の宝石を1個とります。そして、そのプレーヤーがマーカーを隣接する場所に移動させて、同じことを行います。各ラウンドで、これを何回行うかは、チップを引くことによって決めます。
4.エネルギーフェイズ
ここで、各魔法カードに乗せられているエネルギーを、示されている分取り去ります。乗っているエネルギーがない魔法カードは取り去ります。
なお、魔法カードは、金属カードを手に入れるだけではありません。いろいろな力があります。宝石を得るために捨てた金属カードが6枚以上なら、そこから1枚もらえるとか。逆に4枚以下なら1枚もらえるとか。ゲームボード上の地形によっては、すべての金属カードが使用可能になるとか。宝石が獲得できたら、1個ではなく2個取れるとか、いろいろあります。
すべての魔法カードは、他のプレーヤーの分を含めて公開なので、今後の展開を予想し、最善の方法を考えるゲームです。
すごく手軽というわけには行きませんが、すごく難しいゲームでは決してありません。楽しく遊べるゲームです。