クレタ

クレタ
Kreta / Goldsieber社 / Stefan Dorra作
プレイ人数：2-4人
対象年齢：11歳以上
プレイ時間：45-60分
ワンポイントセールス：キャラクターの特長をうまく生かす。

　クレタ島に自分のコマをうまく配置し、得点を得るゲームです。
　このゲームには、次の7つのキャラクターが登場します。これらのキャラクターはそれぞれいろいろの能力を持っています。各プレーヤーは、その7つのキャラクターカードを1枚ずつ持っています。このカードを順番にプレイします。
　各キャラクターの能力は次のようなものです。

建築家：街か塔を建設します。ただし,街を建設する場合には農産物が必要です。
司令官：民族を配置するか、配置されている民族を移動できます。
提督：船を配置するか、移動できます。
修道院長：修道院長のコマを配置または移動できます。ほかの修道院長がいるエリアには、自分の修道院長が行かない限り、民族が行けません。
農夫：農産物を収穫できます。
国王：すでにプレイ済みのいずれかのキャラクターをもう一度プレイできます。
番人：直ちに得点計算を行います。これがプレイされると、全員すべてのキャラクターカードを手札に戻すことができます。

　得点計算が行われるのは、エリアの交差点で示されており、この交差点に面しているすべてのエリアで得点計算が行われます。エリアの交差点は全部で20箇所ありますが、ゲーム終了までに得点計算が行われるのはこのうち11箇所です。また、次とその次に得点計算が行われる場所はすでに公開されています。得点計算が発生したら、そのエリアに関係しているコマの数をかぞえ(街だけは倍の数として)、一番多い人がそのエリアに与えられいる得点を得ます。2位には半分与えられます。また、得点計算を発生させたプレーヤー(番人をプレイしたプレーヤー)は、次に次に得点計算が発生するエリアをあらわしたカードを表にします。もし気に入らない場合には、余ったカードの山の一番上をめくります。これが次の次に得点計算が行われる交差点です。
　限られた数のコマを、どこにどのように配置するかがポイントです。番人のカードをプレイさせて得点計算を発生させるタイミングもポイントになります。コマの配置や移動はできませんが、有利な状態なら発生させる意義があるかもしれません。先のポイントもある程度選べるわけですし。
　運の要素がそれほどないゲームですが、1時間程度で遊べるゲームです。

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