ひつじ牧場 | Meine Schafe Deine Schafe |
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Goldsieber社 | Philippe des Pallieres作 | ||
プレイ人数 | 対象年齢 | プレイ時間 | |
2〜4人 | 7歳以上 | 30分 | |
ワンポイントセールス: 自分のひつじを大きく囲んで、さっさとゲームから抜ける。 |
タイルの両面には、いろいろな色のひつじ、それを囲む柵、森、村などが描かれています。各プレーヤーはタイルを4枚ずつ袋の中から引き、掌の中に包むようにして持ちます。ゲームの開始前に、「?」が書かれたタイルを各プレーヤーが一枚ずつ受け取ります。このタイルには、自分の担当するひつじの色が描かれています。手番になったら、手持ちのタイルをどちらかの面を上にして出し、テーブルになべられたタイルに絵柄が連続すように置きます。違う色のひつじが同じ囲いの中に入ってはいけません。そして、袋の中からタイルを補充して、左隣のプレーヤーの手番に移ります。
ゲームは、自分の色のひつじが多く入った囲いを作ることです。これらのひつじは、柵か森で完全に閉じられていなければなりません。閉じられていない囲いの中のひつじはカウントされません。また、各色で一番多くのひつじが入った囲いのみカウントされます。少ししか羊が入っていない閉じられた囲いをいくつ作っても、ゲームには影響しません。また、森に接している囲いで狼がいる場合には、この囲いの中のひつじもカウントされません。ただし、猟師のタイルでカバーすれば、カウントすることができるようになります。
ゲーム中は、一般的に自分の色を秘密にしておきますが、途中で公開することがあります。自分の色を示す「?」タイルの裏側には、4匹の自分の色のひつじが描かれています。このタイルを通常のタイルのように配置することができます。つまり、自分の色を公開する代わりに、一気に自分の羊を増やすチャンスを得るのです。また、このときは続けてもう一枚、通常のタイルを配置できます。
ゲーム終盤に、これ以上大きなひつじの囲いを作れないと思ったら、ゲームから抜けることができます。そこで手番がなくなりますが、はやく抜けることによって、ボーナスポイントが得られます。最初に抜けたプレーヤーに6ポイント、2番目に3ポイント、3番目に1ポイントです。
ゲーム終了時に、一番大きな囲いにいる、自分の色のひつじの数に、ボーナスポイントを加えたものが、一番多い人が勝ちです。
手持ちのタイルは、わずか4枚ですが、両面に描かれていますので、自分が持つタイルを把握することが大事です。
手軽で、楽しく、きれいなゲームです。早くゲームから抜けるボーナスポイントをどのぐらい評価するかがポイントです。プレーヤーが多いときには、お互いに邪魔が入り、大きな囲いができにくいのですが、プレーヤーが減ると、一気に大きな囲いを作るチャンスが訪れます。