ニューイングランド | New England | ||
Goldsieber社 | Alan R. Moon & Aaron Weissblum作 | ||
プレイ人数 | 対象年齢 | プレイ時間 | |
3〜4人 | 12歳以上 | 60-90分 | |
ワンポイントセールス: 開拓資金をうまくマネージメントできないと勝てない |
資金をうまく使って、開拓を行うゲームです。
各プレーヤーは3種類の土地を初期配置としてゲームボード上に持ちます。ゲームのラウンドの開始時には、スタートプレーヤーが、そのラウンドで使う発展カードの枚数を決め、ゲームボード上に並べます。この数は3〜6の任意の数です。その数によって、必要枚数の土地タイルを、袋の中から引いてゲームボード上に並べます。(土地タイルの枚数)=12−(発展カードの枚数)です。つまり、各ラウンドでは土地タイルと発展カードをあわせて12枚が使用されます。
そのラウンドで使える土地タイルと発展カードが公表されたら、スタートプレーヤーから順に任意のコインマーカーを1枚ずつ取ります。コインマーカーは1〜10が一枚ずつあります。各ラウンドでは、各プレーヤーは2枚までの土地タイルあるいは発展カードを買って、開拓地を拡張するか、何らかのアクションを行うことができます。このとき土地カードあるいは発展カードを買うための一枚あたりの単価が、コインカードの数字になります。つまり、小さい数字のコインカードをとればそれだけ安く買うことができるのです。ただし、プレーするのは、大きなコインカードを取ったプレーヤーから順です。一番大きなコインカードを取ったプレーヤーが2枚までの土地タイルあるいは発展カードを、コインカードに書かれた数字を単価として買い取り、そのプレイを行います。そして、次に大きなコインカードを取ったプレーヤーの順になります。大きなコインカードを取ると高いお金を払わなければなりませんが、先にプレイできるため、ほしいタイルまたはカードを買うことができるのです。
買い取った土地タイルは、自分の同種類の土地を拡張するために使われます。自分の同種類の土地と辺で接するように配置します。ただし、他のプレーヤーの同種類の土地と辺で接する位置には配置できません。
発展カードは大きくわけで2種類あります。まず自分の土地を開発するカードです。カードに描かれた種類の土地を、描かれた形で持っていれば、その形どおりに開発することができます。開発できたら、得点になります。
もう一種類は、「清教徒」「倉庫」「船」のコマを配置できる発展カードです。これらのカードのコマを配置することによって得られる得点は1点ですが、特典があります。清教徒のコマは各ラウンドでも収入を増やします。倉庫のコマは、すぐに使用できない発展カードを使用可能になるまで、取っておくことができます。そのほか、ゲーム終了時にそれぞれのコマを一番多く持っているプレーヤーにボーナスポイントが入ります。
ゲーム終了時に最も多くのポイントを稼いだ人が勝ちです。
このゲームでは、収入はそれほど多くはありません。少ないお金で以下に効率よく、必要なタイルやカードを買い取るかにかがポイントになります。