ピラニアペドロ
Piranha Pedro / Goldsieber社 / Jens Peter Schliemann作
プレイ人数:2-6人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30分
ワンポイントセールス:みんなは何を考えてるの?
ゲームボードには小さな島が描かれています。この島にいるペドロをカードプレイにより移動させます。もし、島から出て海上を移動する場合には手持ちの石をボードに置いて、ペドロが海に落ちないようにしてください。
各プレーヤーは、一組12枚のカードを持っています。そこから、任意の1枚を選び、裏にして出します。全員揃ったら表にし、スタートプレーヤーからカードの指示に従って、ペドロを移動させます。カードには、移動方向と移動距離が描かれています。移動先が島から出てしまったら、手持ちの石をそこに配置して、海に落ちないようにします。次のプレーヤーは、移動先から自分が出したカードの示す距離と方向移動させます。島の上やすでに配置されている石の上以外のところに移動する場合には、自分の石を配置する必要があります。全員が移動し終わったら、スタートプレーヤーを時計回りに移動させて、同様のことを繰り返します。なお、使用したカードは、別にして置きます。
ペドロの移動先に石を置かないといけないのに石がない場合、ゲームボードから出てしまった場合、赤いピラニアがいるマスに移動してしまった場合にラウンドが終了します。これらの移動をしてしまった人は、ボード上からピラニアをひとつ取ります。そして、手持ちの石をいったん捨てて、石の再補充を行います。これは、残ったカードにより数が決まります。1歩移動のカード1枚に付き1個補充できます。2歩移動のカードは2枚で1個です。3歩移動のカードは何枚残しても石の補充の役に立ちません。つまり、危険を冒しても長い移動距離のカードを使った人が多くの石が補充できるのです。
すべてのカードを手札に戻して、次のラウンドを行います。誰かが2個目のピラニアを取ったら、その人が負けでゲーム終了となります。
みんながみんな、石の上を移動できるようなカードをプレイするとは限りません。自分より前の人が出すカードを予想して、石を使わなくてすむカードプレイを心がけます。しかし、希望のカードが手元に残っているとは限りません。
手軽で楽しいゲームです。