ドージェ | Doge | ||
Goldsieber | Leo Colovini | ||
プレー人数 | 対象年齢 | プレー時間 | |
3・4人 | 12歳以上 | 60-80分 | |
ワンポイントセールス: 手軽なゲームだが、次のラウンドを見据えたプレーが必要 |
中世のベネチアが舞台で、そこの最高職である「ドージェ」の職を争奪するゲームです。そのためには、ベネチアの各地区にうまく影響力タイルを配置し、その地区の評議員を支配下に入れます。
ゲームの前半では、各プレーヤーが持つ影響力タイルを裏向きにして、何回かに分けて配置します。 このとき同じ場所に複数のタイルを配置することはできます。また、タイルには0から3の数字がかかれています。
後半は、配置されたタイルを順に表にしていきます。そこに一番多くの影響を与えているプレーヤーと2番目のプレーヤーには、家のコマを配置する権利が与えられます。また、一番のプレーヤーはこの他に、この地区出身の評議員コマを、自分のマークをつけて、他の地区に配置することができます。このコマは、配置された地区で、「1」の影響力を持ちます。つまり、タイルの配置が終わった後で、追加の影響力が得られるのです。この影響は、次のラウンドでその地区の影響力タイルを表にするまで続きます。したがってタイルを表にする地区の順番によっては、2度その効果を得ることもできます。そのためには、次のラウンドでの順番も重要になってくるのです。
同じ地区で、決まった数の家が建てば、その代わりに邸宅を建てることができます。これがこのゲームの勝利条件になります。しかし、邸宅を建てるために必要な家の数はあとにあるほど多くなってしまいます。
どの地区に、どのタイミングで家を建てるか、そのために、どこに多くの影響力タイルを配置するかがポイントです。ほかのプレーヤーは影響力タイルをまったくは位置していなかたら、1個の評議員だけでも、大きな力になります。
他のプレーヤーの行動に注意し、限られた影響力タイルを効率よく配置することで、勝利に近づきます。