フィノ | Vino | ||
Goldsieber | Christwart Conrad作 | ||
プレー人数 | 対象年齢 | プレー時間 | |
3〜5人 | 12歳以上 | 80分 | |
ワンポイントセールス: パステルカラーで描かれたイタリアの地図が美しい |
イタリアワインを造るためのブドウ畑をできるだけたくさん持って、ワイン王を目指すゲームです。ゲームの目的は畑をたくさん持つことですが、お金がなくては、畑を買うことはできません。ただし、忘れてはいけないのはゲームが終了したとき、お金は評価されません。より多くの畑を持っていることだけが勝利条件なのです。
ゲームのはじめにわずかなお金と、3つの畑が配られます。これが元手です。これらの畑から取れるブドウを売って(ブドウを売ると、手持ちの畑の一部を手放す必要があります)、資金を作り新たな畑の買い付けを行います。
このゲームでは、5種類のブドウが存在します。ブドウは売るとその品種の相場が下がります。たくさん売れば売るほど大きく下がります。その代わり他の品種の相場が上がるのです。どのタイミングで、どのブドウを売るかは、収入に大きな影響を与えます。
イタリアが8つの地域に分割されています。それぞれの地域で、既により多くの畑を持つ人には、その地域で優先的に畑を買う権利が与えられます。各ラウンドでは、2つの地域の畑しか買うことができません。複数のプレーヤーが同じ地域の畑を欲しがっている場合は、優先権が必要になります。また、特定の地域では、ある一定の畑が変われると、残りの畑が、そのに畑を持つ人に分け与えられます。
ブドウの種類、地域、畑の数、畑購入の優先権、手持ち資金など、いろいろなことを考慮して進めるゲームです。
運の要素はほとんどありません。はじめに配られる畑の種類ぐらいです。戦略性の高いゲームです。