バベルの塔 Der Turmbau zu Babel
Hans im Gluck社 Reiner Knizia作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
3〜5人 10才以上 45分
ワンポイントセールス:
協力することが一番大切です。

 世界の7不思議およびバベルの塔の8つの建設を行い、得点を競うゲームです。カードは4種類の建設カードと、各プレーヤーが1枚ずつ持つ交換カードです。建設カードは、全てのプレーヤーの手番ごとにみんなが1枚ずつ補充します。
 手番になったら、いずれかの建物を建設するかパスするかします。パスする場合には、そのプレーヤーは建設カードを1枚余分に補充できます。建設する場合には、どの建物を建設するか決め、そこに置かれているチップ1枚を取ってみんなに示します。建設には、そのチップと同じ種類の建設カードがそこに描かれた数字分必要です。ただし、全てを自分でプレイする必要はありません。他の人に協力を頼みます。手番以外のプレーヤーは該当する種類のカードを何枚か同時に提示します。手番プレーヤーは提示されたカードから、どのプレーヤーの協力を得るか決めます。あるプレーヤーの協力を得ると決めたら、そのプレーヤーが提示したカード全てを使う必要があります。他のプレーヤーの協力を含めて、チップに描かれた数字とぴったり同じカードをプレイする必要があります。ぴったりの数をプレイしたら、そこにそのカード枚数分のコマを配置します。協力したプレーヤーは自分のその分の自分のコマを配置します。手番プレーヤーは、コマを配置するだけでなく、そのチップも受け取ります。カードを提示するときに一緒に交換カードを出すこともできます。手番プレーヤーがこのプレーヤーの協力を受ける場合には、このプレーヤーが出した建設カード分もコマを配置できます。しかし、チップはこのプレーヤーが獲得します。協力を申し出て、受け入れられなかったプレーヤーは、出した枚数分得点を得ます。ただし、提示したカードは戻ってきます。
 それぞれの建物には、3個のチップが置かれています。3個目のチップが取られ、その建物が完成したら、置かれているコマの数で得点を得ます。得られる得点は、コマの数の順位によります。そして、あとから完成した建物ほど高得点が得られます。
 いずれかの種類のチップ全てが、ボードから取り除かれたらゲーム終了です。すでに獲得している得点に加え、獲得しているチップにより特典が与えられます。同種のチップを多く持っていると高得点になります。
 協力を申し出て、受け入れられるかどうかは分かりませんが、受け入れられなくても得点することができます。他のプレーヤーのコマの数を考えて、誰の協力を受け入れるかを考えます。ゲームとは互いに邪魔をするものだと思っている人も、協力するしかありません。


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