フィヨルド
Fjorde / Hans im Gluck社 / Franz-Benno Delonge作
プレイ人数:2人用
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30分
ワンポイントセールス:「カルカソンヌ」テイストの2人用ゲーム。
ゲームは通常3ラウンド行われ、各ラウンドは前半と後半に分けられます。
ラウンド前半は、マップの建設です。まずスタートタイル3枚を抜き出して、指定どおりに配置してゲームスタートです。残りのタイルすべては裏向きのタイルの山にします。
手番には、裏向きの山から1枚めくりそれをすでに置かれているタイルに絵が連続するように配置します。タイルには3種類の地形が描かれています。緑色の平地と、灰色の山、青い海です。なお、配置するタイルは、すでに置かれているタイルと少なくとも2辺で接する必要があります。そのため、どこにも置けない場合もあります。その場合は、そのタイルを表にしたまま裏向きの山のそばに置き、新たに裏向きのタイルをめくって配置します。これは、配置できるタイルが見つかるまで続けます。
タイルを配置したら、そのタイルに農家のコマを置くことができます。ただし、農家のコマは4個ずつしかありませんので、いつ配置するかよく考えなければなりません。
なお、すでに配置できなかった表向きに置かれたタイルがある場合は、そこから配置可能なタイルを探すこともできます。ただ、配置可能な表向きのタイルがあったとしても、裏向きの山からタイルをめくることもできます。
ラウンドの前半は、裏向きのタイルの最後の1枚をめくった時点で終わります。この時、このタイルが配置できるかできないかで、後半部分を始めるプレーヤーが決まります。最後の裏向きのタイルがボードに配置できたら、相手から後半がスタートします。最後の裏向きのタイルがボードに配置できなかったら、このプレーヤーから後半がスタートします。表向きのタイルに配置可能なものがあったとしても、ここで前半は終了です。後半は、何も置かれていないタイルにマーカーを置くことにより、勢力を確保します。順番に、自分の農家またはすでに置かれている自分のマーカーに隣接しているタイルにマーカーを置きます。ただし、山や海を越えてつながっているものは、隣接といえません。平野をつたって隣接しているものだけです。
互いにひとつずつマーカーを置いてゆき、相手に置く場所がなくなったら、続けて置きます。両プレーヤーが置くべきタイルがなくなったら、置かれたマーカーを数えます。もちろん多い方が勝ちです。
これを3ラウンド行い、2ラウンド勝った方が勝者です。
自分だけがマーカーを置ける場所をいかに確保するかがポイントです。また、農家を置いたタイルから続く平野を前半で確保しておくことも重要です。