ターグイ		Ｔａｒｇｕｉ
	Ｊｕｍｂｏ社	Dijkstra & Van Dijk作
	プレー人数	対象年齢	プレー時間
	３〜４人	１２歳以上	２〜４時間
ワンポイントセールス： 少し古いタイプのゲームなので、プレー時間はかかりますが、 時間を感じさせない楽しさがあります。

１９８８年(すでに１０年以上前)にゲーム対象にノミネートされたゲームが限定販売で、再販されました。限定販売個数は一万個です。全世界ということを考えてもこの一万個が多いのか？少ないのか？
ボード上にランダムに地形タイルを配置することから、このゲームは始まります。
　地形タイルのは、それぞれの地形が持つ能力がかかれています。戦闘能力は▲の数字で、経済力は□の数字です。戦闘能力が強いと力の攻撃や、そこでの防御は強いものがあります。経済力のある地形を確保していると次のラウンドの前に大きな補給があられます。また、ゲームの勝敗は、ゲーム終了時に持っている経済力で決まります。
　ゲームはラウンド制で行われますが、各ラウンドは何フェーズあるか(各プレーヤーが何回ずつ手番を行うか)はサイコロで決めます。ただし、すべてのプレーヤーは同じ回数手番を行います。ところが手番は順番にはやってきません。ランダムで突然やってくるのです。何回も続けて手番があるかもしれませんし、しばらく他人の手番ばかり続くかもしれないのです。
　手番には、自分のラクダ(兵士)を移動させて新たな地形タイルの確保を目指します。もしすでに他のプレーヤーが確保しているタイルに移動しようと思えば、そこで戦いが起こるのです。そして最後にすでに確保したどこかにラクダを補充します。こうして自分の勢力を確実に伸ばして行くのです。ただし、自分の本拠地が襲われたら大変です。もし、他人に奪われたらいっさいの収入が得られなくなってしまうのです。全力をあげて奪回しなければなりません。
　そのほか、時々イベントカードが出てきて戦いを混乱させます。イベントカードは、基本的に有利な地形には不幸が、あまり面白くない地形には幸運が転げ込むようになっています。
　ターン数が多いため時間がかかりますが、時間を感じさせない面白さと変化があります。