アバロン Avalon
Kosmos社 Leo Colovini作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
二人用 12歳以上 45分
ワンポイントセールス:
カードの補充方法に新しさがある。

 二人のプレーヤーの間にエリアカード11枚を裏向きに置き、それぞれのエリアカードに対して、両側に1枚ずつキャラクターカードを配置してゲームスタートです。
 ゲームスターどじには両プレーヤーは、5枚ずつのキャラクターカードを持っています。手番プレーヤーは、いずれかのエリアカードに対して、キャラクターカードをプレイすることができます。すでにそのエリアカードに対して、自分のキャラクターカードが置かれている場合には、その上に重ねて置きます。ただし、下のカードが分かるようにずらして。
 キャラクターカードは色別と、各色に魔法使いと騎士がいます。プレイしたエリアカードの相手側の一番上と同じ色の魔法使いカードをプレイすると、相手の一番上のカードを寝返らせることができます。相手側のカードを取って、自分の側に置きます。ただし、これには防御ができます。同色の魔法使いカードを相手が出すと、そのカードは相手側のそのエリアに残り、攻撃したカードは防御側の手札に吸い込まれます。
 また、同色の騎士カードを使うとエリアカードが獲得できます。ただし、相手側より少ないキャラクターカード枚数のエリアは攻撃できません。これも防御ができます。同色の騎士カードを出すことによって、防御できます。この場合は、互いに攻撃したカード、防御したカードの、そのエリアの自分の側に置きます。攻撃が成功した場合には、エリアカードを表にします。そして、エリアカードの絵が自分に向くようにします。すでに逆を向いているエリアカードへの攻撃が成功した場合は、自分のほうへ向けます。ただし、攻撃が成功した場合は、大きな負担があります。まず相手のそのエリアのカードすべてを捨て札にし、同数のそのエリアの自分のキャラクターカードを捨て札にしたうえ、攻撃した時点に、そのエリアに置かれていたキャラクターカードの合計枚数捨て札にしなければなりません。これらの捨て札は、他のエリアまたは手札からでも行えます。つまり、たくさんキャラクターカードが置かれたエリアは、犠牲が大きすぎて攻撃できなくなります。
 獲得したエリアカードにはポイントが描かれています。手番終了時に15ポイントあれば勝利です。
 通常手番の最後にカード補充を選択します。カード補充には大きく分けて、2種類あります。その場で補充するタイプと、次の手番の最初に補充するタイプです。次の手番の最初に補充するタイプは、補充できる枚数が多くなっていますが、手札が少ないと攻撃されたときに防御できる可能性が少なくなってしまいます。9枚ある補充タイルの内1枚を選び、その指示に従って補充します。手番を9回行うと補充タイルがなくなりますので、その時点でまた、すべての補充タイルから選ぶことができるようになります。
 相手の手札枚数や、各エリアに置かれたカードの種類と枚数をよく考えて、攻撃のタイミングを考えます。ある程度エリアは確保しておかないと、カード補充も不利になります。カードをためるだけの作戦は許してもらえないのです。


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