グナーデンロス | Gnadenlos | ||
Kosmos社 | Klaus Teuber作 | ||
プレイ人数 | 対象年齢 | プレイ時間 | |
3〜4人 | 10歳以上 | 30-40分 | |
ワンポイントセールス: 西部で生き抜くには、金と腕と度胸 |
ゲームの舞台は開拓時代のアメリカ西部。決闘に打ち勝ち、ギャンブルに勝ち、金を掘り当てて名誉を得ます。
プレーヤーは、一定の金と、証文カードと冒険者カードを持ってゲームをスターとします。ラウンドの最初にプレーヤーどうし、何で戦うかを決めるイベントカードをめくります。それを見て各プレーヤーは自分が持つ冒険者カードの中から1枚を選んで、伏せて出し、全員がそろったら表にして、勝者を決めます。
イベントカードが金だったら、冒険者カードの一番上にある、金マークの数字を比べます。一番大きな数字のカードを出した人が、イベントカードの上に書かれた分の数の金を得ます。そして出した冒険者カードを捨てなければなりません。2番目の人が下の数字の金を得ます。ただし、2番目の人は冒険者カードを捨てる必要はありません。金をもらえてカードを失わないのです。
イベントカードがトランプマークなら、ギャンブル勝負です。同様に冒険者カードを出し、一番下のトランプマークの数字を比べます。一番大きな数字を出した人が、勝利条件につながる、名誉ポイントを得、一番少ない人が失います。また、一番大きい人だけはその冒険者カードを失います。
イベントカードが拳銃マークだったら、決闘です。同様に冒険者カードを出し、一番大きい人が勝者で、後に冒険者カードを競で買うときに使った証文カードを回収することができます。そして出した冒険者カードを失います。一番小さな冒険者カードは負けたことになり、何も得ることなしに、その冒険者カードを失います。
そのあとで、冒険者カードの競になります。これは各プレーヤーが順番に一回だけ0以上の価格を提示します。この場合、前の人より高い価格を提示する必要はありませんが、同じ価格を提示することはできません。全員提示したら、最低価格を提示した一人を除いて、全員冒険者カードを買います。その場合、証文カードを出し、ゲームボードにそってこれを伏せて並べます。これは証文ですので、この時点でお金を支払う必要はありません。しかし、後に手形の恐ろしさを知ることになります。
この証文の列が一定以上になると、証文の精算が発生します。証文は6列に並べられており、それぞれサイコロの目が割り当てられたいます。精算のときには、サイコロを振りその目の列に並べられた証文を1枚表にします。そして、その証文の持ち主(発行人)は手持ちの金で精算を行います。これをどれかの列がなくなるか、誰かが手持ちの金が足りなくて精算できなくなるまで続けます。持ち破産人が出たら、この人は名誉ポイントを5点失い、ハゲタカチップを受け取りますます。
ゲームは、誰かが勝利条件に達する名誉ポイントを獲得するか、ハゲタカチップを3個受け取るまで続けます。
金、冒険者カード、名誉ポイント、すべて必要ですが、どのバランスで集めるかが面白いところです。特に、証文の精算は、ドキドキします。ほとんどのプレーヤーは手持ち以上の証文を使っていますので、誰かが破産するかどれかの列が早くなくなって欲しいと願っています。