ハウラック | How-Ruck! | ||
Kosmos社 | Richard Borg作 | ||
プレイ人数 | 対象年齢 | プレイ時間 | |
2人用 | 10歳以上 | 30-40分 | |
ワンポイントセールス: スピードと、駆け引きが必要な、綱引きゲームです。 |
ゲームボードにはそれぞれ3人の綱引き選手が描かれています。これらの選手を強い選手や弱い選手と取り替えて戦うゲームです。
まず40枚のカードを20枚ずつ、二人のプレーヤーに分けます。これはまだ、それぞれのプレーヤーの手札ではありません。両プレーヤーは同時に、この20枚のカードの山から2枚ずつ取り、自分用と相手用に分けるのです。しかし、じっくり吟味している暇はありません。どちらか片方が終わった時点で、もう片方もこの分配を中止しなければならないのです。また、先に分配が終わったプレーヤーは、まだ終わっていないプレーヤーの残りのカードを分配する権利が得られます。また、先にプレイする権利も得られるのです。
自分のものとなった20枚のカードをよく混ぜて、自分のカードの山を作り、そこから6枚とって手札とします。自分の番になったら、手札から任意の1枚をプレイし、その後自分のカードの山から1枚補充します。
選手のカードは、赤・青・緑のほか白いカードがあります。赤・青・緑の選手カードはボード上のその色のところにしか置けません。ただし、自分の側とは限りません。カードが置かれると下の選手と交代したことになり、下の選手は無効になります。白の選手は任意の位置に置くことができます。また、「How
Ruck」と描かれたカードがプレイされた場合には、両チームの3人の選手の数字の合計を比べます。差分樽マーカーを、数字の大きいほうに移動させます。樽マーカーが自分の最後のマスまで移動できたら、そのラウンドは勝ちです。その樽マーカーを得ます。先に樽マーカーを3個獲得したプレーヤーの勝ちです。
また、アクションカードもあります。急に強くなったり、相手の選手を裏切らせたり、弱いほうを勝ちにさせたりです。
手軽なカードゲームです。相手の強いカードの上に弱いカードを乗せて交代させたり、強いカードを自分の側の選手にしたり。悪いカードも悪いなりに利用できます。