フォルダンプ | Volldampf | ||
TM Spiele | Martin Wallace作 | ||
プレー人数 | 対象年齢 | プレー時間 | |
2〜6人 | 10歳以上 | 70-90分 | |
ワンポイントセールス: 鉄道を建設し、品物を運んで収入を得ます。 |
プレーヤーは選択したカードにより、鉄道線路を建設します。次に産物を建設済みの鉄道を利用して運びます。そうして収入を得るのです。
ゲームボードには、あらかじめいくつかの産物が配置されています。そのうえラウンドの最初には、新に輸送すべき産物が配置されます。これが今後建設される鉄道の目標になります。
続いて、そのラウンドで使用できる鉄道建設のためのカードが公開されます。これらのカードは同枚数のセットになっており、後で競にかけられます。その前に借金ができます。鉄道建設という莫大な費用が要る事業には借入金はつき物です。しかし、必要以上に借り入れるのは利口ではありません。利子が高いのです。収入以上に利息の支払が必要な場合は、このゲームの目的であるゲームポイントを減らしてでも、支払う必要があるのです。
借入金が決まったら、鉄道建設のカードを競ります。最高値をつけたヒトから、欲しいセットの建設カードを受け取るとともに、プレー順のカードを受け取ります。つまり、希望するカードが手に入るだけでなく、先に手番が行えるのです。
その後、カードを使い費用を支払って鉄道建設を行います。最後に産物の輸送が行えます。産物は色で分類されており、ボード上に同色で描かれた都市まで輸送します。このとき建設済みのレールだけが使えますが、必ずしも自分が建設した鉄道である必要はありません。ただし、輸送に使用した鉄道だけにポイントが入ります。つまり、自分で輸送しなくても、他のプレーヤーが使いたくなる位置に建設できれば、どんどんポイントが入るのです。自分で輸送する場合は、なるべく自分が通過した鉄道をなるべく多く通過しようとしますが、他のプレーヤーに使ってもらうためには、あまり目立って固まっていても都合が悪いかもしれません。
最後に、収入を得ると同時に利息の支払を行います。これを、規定ラウンド行ってゲームポイントが最も多いプレーヤーが勝ちです。
運ぶべき産物の配置をよく考えて、鉄道建設を行うのがポイントです。しかし、あまり一ヶ所を独占するのもよくないように思います。他のプレーヤーがその地域の産物を輸送する気になれないからです。少しずつみんなに使ってもらえる建設ができればベストのようです。