メモストリート | Memo Street | ||
Ravensburger社 | Reiner Knizia作 | ||
プレイ人数 | 対象年齢 | プレイ時間 | |
2〜4人 | 8歳以上 | 15-20分 | |
ワンポイントセールス: わずかな記憶力と運も必要ですが、ポイントは決断力です。 |
ゲームのコンセプトは、ダイスゲームの「ヤッツィ」です。各プレーヤーはゲームボードを1枚ずつ受け取ります。そのほか91枚のタイルを伏せて置きます。タイルは、1から6までのダイスの目と、ジョーカータイルがあります。手番になったら伏せられたタイルの任意の3枚をめくります。この3枚のうち何枚かを、自分のゲームボードの任意の1列に置かなければなりません。残ったタイルは元通り伏せて置きます。すでにタイルが置かれている列は使えません。ゲームボードの上6列は同じ数字のサイコロの目が描かれています。ここには、その目またはジョーカーのタイルを置くことができます。対応しない目は置くことができません。したがって、ここまでは1マスまたは2マスにしか置かれないこともあります。これより下には、空きマスは許されません。すべて埋められるときにだけ置けます。7列目には1,2,3を、8列目には4,5,6のタイルを1枚ずつ置きます。なお、ジョーカーのタイルを利用することができます。9列目は同じ目のタイルを3枚です。これはジョーカーのタイルは使えません。最終列はどんなタイルでも置けます。ジョーカーも置けますが、得点になりません。10回手番が回ってきたら、すべての列が埋まりゲームが終了になります。なお、めくったタイルがどこにも置けない場合や、置ける列がすでに使われている場合には、空いている列ひとつを選び、めくったタイルのうち1枚をそこに裏にして置き、そこを使えなくしてしまいます。
上から6列は、置かれたタイルの目がそのまま得点になります。ここまでの得点合計が、42点以上なら20点のボーナスポイントが得られます。7〜9列は条件に合うタイルが置かれていれば、そのまま得点になります。7列目は15点、8列目は20点、9列目は30点です。最終列は、そこにあるダイスの目がそのまま得点になります。
希望するタイルをめくる運も必要です。以前誰かがめくって戻したタイルを覚えておくことも重要でしょう。しかし、一番重要なのは、めくったタイルをどの列に使うかです。うまく目的どおりめくれたら考える必要はありませんが、ばらばらの数字だった場合には、将来に希望を残すか、可能性の高い部分を残すかが判断の分かれ目です。