テイクイットイージーL
Take it Easy! / Ravensburger社 / Peter Burley作
プレイ人数:1-6人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:45分
ワンポイントセールス:プレイ人数にかかわらず、同じように楽しく遊べます。
すべてのプレーヤーは、ゲームボード一枚と六角形のタイル一組を受け取ります。プレーヤーのうち一人がリーダー役を行います。リーダーは自分のタイルを伏せて置きます。それ以外の人は自分のタイルを表にして、分かりやすいように分類しておいて置きます。準備が揃ったらリーダーは裏になったタイルを1枚表にし、そこに描かれた数字を読み上げます。ほかのプレーヤーは自分のタイルから同じ数字が描かれたタイルを見つけます。タイルには3方向に色の帯と数字が描かれています。全員が同じタイルを見つけたら、自分のボードの任意の位置にそのタイルを置きます。タイルを置く場合は、数字がまっすぐ読めるようにおきます。ただし、一度置いたタイルは場所を変更させることはできません。全員が置いたら、リーダーは新たなタイルを表にし、それと同じものを全員が自分のボードにそのタイルを置きます。これをボードはいっぱいになるまで続けてゲームは終了です。
ボードがいっぱいになったら、3方向に5列ずつの色の帯ができています。色と数字は完全に対応しています。同じ数字なら同じ色の帯がかれていますし、帯の色が同じなら数字が違うことはありません。
3方向各5列、合計15列の帯に対して得点計算を行います。それぞれの帯は、端から端まで一色でできている場合には得点になりますが、途中一箇所でも別の色が入っている帯はまったく得点になりません。一色になっている場合は、そこに描かれている数字にその列のタイルの枚数です。例えば、9が書かれた帯が5枚続いている列で、完成していたら、9×5=45点になります。合計点が一番多い人が勝ちです。
各方向に付き、3種類の数字が書かれています。初めは色を連続させるタイルの置き方が簡単に見つかりますが、中盤以降は、あちらを立てればこちらが立たずで、どの列かの得点をあきらめなければならなくなります。余り色々な列を守ろうとするより、あきらめる列を早く作っておくほうがよいかもしれません。タイルはボードをいっぱいにする以上の枚数がありますので、最後まで出てこないものもあります。どのタイルが出て、どれが出ないかがギャンブルです。計画を立ててゲームを進めているようでも、最後はくじ引き感覚で楽しめます。計画性と運の要素がうまくバランスしたゲームです。また、このゲームの特徴として、プレイ人数にかかわらず同じように楽しめます。また、同じものを数セット用意してもを大人数でいっせいに楽しめます。
得点計算に掛け算があるので、小さい子供には難しいかもしれませんが、プレイそのものは子供でも充分楽しめます。ファミリーでもお楽しみください。