オアシス | Oase | ||
Schmidt社 | Alan R. Moon & Aaron Weissblum作 | ||
プレイ人数 | 対象年齢 | プレイ時間 | |
3〜5人 | 10歳以上 | 45-60分 | |
ワンポイントセールス: 「情けは人のためならず」他の人に喜んでもらえれば、いいことがある。 |
カードプレイにより、土地や商品を獲得するゲームです。ただし、自分が持っているカードが使えることはほとんどありません。また、このゲームには手番順を表す、地位タイルが登場します。すべてのプレイはこの順番にしたがって行われます。このゲームでは順番は非常に重要です。
プレーヤーはそれぞれ、自分の山札を持っています。自分のものですが内容を見ることはできません。ここから順番にカードを1から3枚めくって表にします。ただし、これは自分がプレイするためのものではありません。他のプレーヤーがプレイするためのものです。1枚しかめくらなかった場合には、共通の山札から2枚のカードを取って、自分の山札の下に補充できます。このときも内容を確認することはできません。2枚めくった場合には1枚補充できます。3枚めくってしまったら、この回は補充できません。順番にすべてのプレーヤーが何枚かのカードを自分の前に表にしたら、今度は実際にプレイするカードを選ぶ番です。
地位タイルの順番にしたがって、他のプレーヤーの前に表になっているカードのセット一つを選んで、それをプレイします。このとき、選んだ相手に自分の地位タイルを渡します。このタイルは次にラウンドでの順番を表します。つまり、魅力的なカードを並べることによって、次のラウンドの選択権が早くなるわけです。なお、手番が最後のプレーヤーだけは、他に残っているものがなければ自分が表にしたカードをプレイすることになります。誰も選ばなかったのですから、あまり魅力的でなかったのでしょうね。
カードには、自分のラクダを配置する、自分の草原・ステップ・岩石砂漠などを拡張する、商品・オアシス・馬・オボーを手に入れる、臨時で共通の山札から自分の山札にカードを獲得できるといったものがあります。配置するものは、その場で拡張性をよく考えてボードに配置します。商品などは自分の前に置いておきます。
ゲーム終了時のポイント計算は、いくつかの要素の合計です。
つまり、うまい組み合わせて持たないと高得点は狙えません。
早い順位の地位タイルを持つプレーヤーに選んでもらえないと、次のラウンドでの選択肢がどんどん減りますし、魅力的なカードも少なくなります。ただ常に3枚ずつめくることもできません。補充ができないので、自分の山札がなくなってしまうからです。他のプレーヤーの狙いをよく見極めてめくるカード枚数を調整するのがポイントです。