カリブ
Karibik / Winning Moves / Michail Antonow作
プレイ人数:2〜4人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30分
ワンポイントセールス:思い通りにならないのが世の常。
ゲームボード上には5艘の海賊船と、いくつかの宝が置かれています。そして、各プレーヤーの本拠地となる場所が描かれています。
各プレーヤーは、-1〜5が描かれたタイルと、そのホルダーを持っています。ラウンドの開始時に、これらの樽をそれぞれの船に振り分けるように配置します。そして、ひとつずつ公開して、誰がどの船を移動させるかを決めます。船を移動することができるのは、その船に一番大きな数字のタイルを振り分けている人です。そして、その移動力は、そのタイルに描かれた数字です。ただし、その船に「-1」タイルを配置している人がいたら、その分移動力が減ります。移動力を使って、まず宝を取りに行きます。うまく取れれば、それだけで収入があります。そして、船に積み込んで自分の本拠地を目指します。自分が積み込んだわけでなくても、宝を本拠地に運び込めばその分収入となります。また、すでに宝を積んでいる船のそばに行けばその船から宝を奪うこともできます。
なお、船は6艘ですが、タイルは7枚ずつ持っています。余ったタイルは、最高の移動数を振り分けているプレーヤーが複数いる場合に使うことができます。このタイルを同時に公開します。これの大きいほうが移動する権利を得ます。使いたくない場合は、裏をだします。移動数は、元のタイルに書かれた数字です。
それぞれの海賊船の位置、すでに宝を積んでいるかいないか、船に詰まれていない宝の位置、自分の本拠地との距離、船の移動順などを考えて、どの船にどのタイルを振り分けるかを考えます。多くの収入を得た人の勝ちです。
手軽に楽しめるゲームです。他の人と考えが同じにならないようにします。