イヌイット Iglu Pop
Zoch社 Heinz Meister & Klaus Zoch作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
2〜6人 7歳以上 15-20分
ワンポイントセールス:
カチャカチャやってるだけでも楽しい。

 2001年のゲーム大賞に最終ノミネートされた「ザップゼラップ」の面白さをエッセンスで取り出したゲームです。
 イヌイットたちの小屋をかたどった、ケースの中には、それぞれ2個から13個のビーズが入っています。これら12個のケースを手ブルの中央におきます。そしてカードを山から9枚表にしておきます。カードには数字が3個書かれているもの、2個かかれているもの、1個しか書かれていないものがあります。
 合図でいっせいに、すべてのプレーヤーは、任意のケースを取り、振って音を聞いて、中に何個のビーズが入っているか想像します。ケースも裏側にはいくつのビーズが入っているか書いてありますが、もちろん見ることは許されません。中に入っているビーズの数と同じ数字が描かれたカードがあったら、そのケースに自分の色を示すチップをはさんで、そのカードの上に置きます。これは残りのケースがある限りいくつ行ってもかまいません。また、同じカードの上にいくつのケースが乗ってもかまいません。これ以上誰もカードの上にケースを乗せようと思わなくなったら、ひとつずつカードとケースの中のビーズの数があっているかチェックします。あっているケースを乗せた人はそのカードを得ます。そのとき間違った数のケースを置いている人がいたら、そこにある、その人の色を表すチップも得ます。複数の数字が書かれているカードに、数のあっているケースが複数乗っている場合は、カードも間違った人のチップも、より大きい数のケースを置いた人が取ります。ただし、あっている人のチップは常に戻ってきます。
 こうして、得られたカードに描かれたイヌイットと他の人から取ったチップの数の合計が一番大きいひとが勝ちです。
 ケースをカチャカチャ振って、中のビーズの数を想像するだけの単純なゲームですが、思った以上に難しくけっこう盛り上がります。また、簡単なルールですので、大人も子供も一緒に楽しめます。


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