チャイナ
China / Abacus社 / Michael Schacht作
プレイ人数:3-5人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:45分
ワンポイントセールス: 2000年ゲーム大賞ノミネート「王と枢機卿」のリメイク
手札をプレイして、対応する場所にコマを配置し、得点を集めるゲームです。
ゲームボードには、9つのエリアが描かれています。プレーヤーは手番にカードをプレイすることにより、「1」つのエリアに、最大「2」このコマを、配置することができます。この時プレイできるカードは最大「3」枚までです。対応するエリアと同色のカードを1枚プレイすることにより、そこにコマを1つ配置できます。また、配置するエリアとと違う色の、同色カード2枚をプレイすることにより、任意のエリアにコマを配置することができます。例えば、赤1枚と黄色2枚をプレイすると、赤のエリアにコマを2個配置できるのです。黄色のエリアにコマ2個配置するには黄色2枚プレイすればできます。
コマは家と公使の2種類です。家はボード上の家が描かれたマスにのみ配置できます。行使はエリアの中心に置きます。
いずれかのエリアに描かれた家のマスすべてに家のコマが置かれたら、そのエリアの得点計算が行われます。そこに一番多くの家のコマを置いているプレーヤーに、そのエリアにあるすべての家の数、2番目に多く家を置いているプレーヤーには、一番多く家を置いているプレーヤーの家の数です。
公使は、それぞれのエリアで、そこで一番多く家を置いているプレーヤーの家に数までです。例えば、赤が2軒緑が1軒置いているエリアでは、公使は2個までしか置くことができません。ここに家をまったく置いていなくても行使は置けます。その後赤がもう1軒置いたら、あとひとつ公使を置くチャンスが生まれます。
公使は、隣接するエリア両方で、最大数置いている場合のみ、そこに置かれている行使の合計数の得点が入ります。
また、家は、道に沿って一筆書きで連続して5軒以上続けたら、その分得点になります。
シンプルなルールですが、ジレンマが多く、色々戦法に幅があるのが人気です。
なお、ゲームボードは両面に描かれており、片面は3・4人用、あとの片面は4・5人でプレイする場合に使います。
「王と枢機卿」とのルール上での違いは、中間決算がなくなったことです。