エリコ Jericho
Abacus社 Tom Lehmann作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
3〜5人 8歳以上 15分
ワンポイントセールス:
壁を壊されては困るが、壊された壁がないと得点にならない

 ゲームは3ラウンドにわたって行われます。
 ラウンドの最初に、各プレーヤーは手札から1枚選んで、テーブル中央に伏せて置きます。これは得点になるカードです。また、ゲームの最初のみは、他に1枚を選び伏せて自分の前に置きます。このカードが各プレーヤーが最初にプレイしたカードとなります。そろったらこのカードをいっせいに表にしてゲームスタートです。スタートプレーヤーから順に、カードプレイを行います。手番には手札から任意の1枚を選んで、自分の前に表にしてプレイするか、伏せてテーブル中央に出すかです。そのあとで、山札よりカードを1枚補充します。
 自分の前に表にしてプレイする場合は、それぞれの壁の色ごとに分けて並べます。トランペットが描かれたカードはジョーカーです。まず、いずれかの壁の色を指定します。プレイしたプレーヤーを含めすべてのプレーヤーは、指定された色の壁カードで、プレイされている数字が最大のものがあればそれを捨て札にします。捨て札は、伏せてテーブル中央のカードと一緒にします。そのあとで、指定した色のカードがそのプレーヤーの前に残っていたら、指定した色の壁カードとして、並べます。
 山札の中には、3枚の得点計算カードが入っています。これらのカードが引かれたら、得点計算です。まず、テーブル中央に伏せて置かれているカードをすべて表にし、壁の色ごとに分類します。トランペットか描かれたカードは、意味がありませんので、取り除きます。その後各プレーヤーは、色ごとに壁の長さが最大のプレーヤーを探します。最大のプレーヤーは、テーブル中央にあった対応する色の壁カードをすべて受け取り伏せて自分の前に置きます。これが得点となります。壁の長さが最大のプレーヤーが複数いる場合には、それらのプレーヤーで分けます。これを3ラウンド行って受け取った得点カードが一番多いプレーヤーの勝ちです。なお、最終得点計算が終ったあと、自分の前に置かれている壁カードの内一番短い「1」のカードは、得点カードと一緒にして得点として数えられます。
 トランペットカードをプレイすることにより、テーブル中央の得点カードを増やすことができます。しかし、それを取るためにはその色の壁の長さを最大にする必要があります。また、壁の長さが最大に自信があるなら、自分の前にプレイせず、テーブル中央に伏せて出し得点カードを増やすこともできます。
 大きな数字の壁カードは一気に壁を長くできますが、トランペットカードにより破壊される危険性があります。得点計算のタイミングをうまく捕まえて、、得点カードの多い壁を最長にするのがポイントです。


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