カイピラニア Kai Piranja
Abacus社 Oliver Lgelhaut作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
3〜6人 6歳以上 15分
ワンポイントセールス:
たくさんの魚を捕まえたいけど、腹ペコの魚を捕まえるとたいへん

 たくさんの魚を捕まえるゲームです。裏向けに置かれたカードの山から、カードを1枚めくり自分の前に表にして置きます。魚は全部で4種類あり、それぞれ小さいサイズと大きいサイズ、そしておなかが減った(大きな口を開いています)魚がいます。
 希望するならカードをもっとめくることができます。めくったカードは自分が表にして置いた魚の右側に並べて置きます。ただし、並べて置けるカードはそのすぐ左にある魚と、種類またはサイズが同じものだけです。置けないカードは隣のプレーヤーに渡して置けるかどうかチェックします。自分が置けなくても、続けてめくることもできます。ただし、おなかが減った魚をめくってしまったら、たいへんです。自分の列の右端からはじめて、同じ種類の魚の手前までを食べてしまいます。そして満腹の魚となって、種類別の山にまとめて置かれます。そうならないためには、欲張って続けてめくらないことです。他のプレーヤーの手番で、自分の前の魚の列が増えることもありますが、これは安全です。おなかが減った魚が出てきても、めくったプレーヤーの魚だけが食べられるからです。もうめくるのを止めたい場合は、そうして次の人の番にすることもできます。このとき自分の前の魚の列をそのままにしておくこともできますし、確保することもできます。確保すればそれらはもう食べられることはありませんが、もっとたくさんの魚を捕まえるチャンスを失うかもしれません。自分の魚の列に同じ魚が3枚置かれたら、その種類の、おなかが減って他の魚を食べた魚の山が獲得できるのです。
 こうして、ゲームが終わったときに一番たくさんの魚を確保していた人の勝ちです。安全策を取って、あまりめくらないようにするか、思い切ってたくさんの魚の列を作るかが作戦のポイントです。
 小さい子供とやっても、大人同士で遊んでも、結構盛り上がる楽しいゲームです。


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