マヤ Maya
Abacus社 Bernd Eisenstein作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
3〜5人 9歳以上 60分
ワンポイントセールス:
建設資材を手に入れて、ピラミッド建設に貢献します。

 ゲームはカードプレイにより建設資材を手に入れるフェイズと、手に入れた資材でピラミッドを建設を建設するフェーズ、そして得点計算するフェイズに分かれています。これを3ラウンド行って、得点が一番多いプレーヤーの勝ちです。
 カードプレイは、順番に伏せていくつかの列に置いてゆきます。それぞれの列には並べられるカードの最大枚数が決まっています。それ以上は並べられないのです。全員がパスして誰もカードを出さなくなったら、左端の列から順に表にして、そこにプレイされているカードに書かれている数字の合計を比べます。各列には、その順位に応じて手に入れる資材の数か描かれています。また、一番合計が大きいプレーヤーが得られる特権タイルがあります。
 そのあと、手に入れた資材をピラミッドに、順にひとつずつ置いてゆきます。なお、手に入れた資材を次のラウンドまで残すことはできません。すべてそのラウンドで配置します。ピラミッドの配置には次のルールがあります。

 最後に得点計算をします。それぞれのピラミッドのそれぞれの段について得点計算があります。得点計算するのは完成している段だけではありません。ひとつでも置かれていたら、得点計算の対象です。それぞれのピラミッドの段の右側には2つの数字が書かれています。大きい数字はその段に一番多くの資材を置いているプレーヤーが獲得する得点です。小さい数字はその段に2番目に多くの資材を置いているプレーヤーのものです。そのあとで恐ろしい、ピラミッドの崩壊があります。得点した段では、そのプレーヤーの資材をひとつ取り除くのです。わずかな得点でもひとつ取り除かれます。その上、その段に自分の資材がひとつもなくなってしまった場合、建設のルールが適応されて、そのピラミッドにあるそれより上段のそのプレーヤーの資材もすべて取り除かれます。なお、得点は可能なら必ずしなければなりません。中途半端な得点は、したくないと思うでしょう。
 なお、カードプレイによって獲得した資材が全部使えるとは限りません。使える資材の数は、カードプレイに使わなかったカードに書かれた数字の合計です。つまり資材の獲得のためにカードを使いすぎると、せっかく獲得した資材が使えないのです。
 また、カードプレイで、それぞれの列で1番になって獲得できる特権には、次のようなものがあります。資材を追加で獲得できるものや、残ったカードの合計以上の資材が使えるもの、別のピラミッドから資材を移動できるもの、その後のスタートプレーヤーを任意に代えられるもの、連続して資材を置くことなどができます。
 特権の違いや、獲得できる資材の数の違いで、どの列にカードをプレイするかが駆け引きのポイントです。ピラミッドの建設では、他のプレーヤが持つ資材の数をチェックしながら、どのピラミッドのどの段でポイント獲得を目指すかを考えます。


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