パリス		Paris Paris
	Abacus社	Michael Schacht作
	プレイ人数	対象年齢	プレイ時間
	２〜４人	９歳以上	４５分
ワンポイントセールス： 誰も選ばれなかったところがポイントとなります。

　０３年のゲーム大賞にノミネートされました。
　ゲームボードは、パリの街の地図とそこに走るバス路線です。バス停の名前が書かれたタイルを、プレイ人数＋１枚のタイルを引き、対応するバス停に置きます。プレーヤーは順にその内一箇所のバス停を決めてタイルをとり、そこに自分のコマを置きます。全員がひとつずつ取ると一箇所が残ります。残ったバス停のすでにコマがあればその人、なければ一番近いバス停にコマを置いている人に得点が与えられます。そして、残ったタイルはゲームボード左上に置かれます。そして、またプレイ人数＋１枚のタイルを配置して、同じことを繰り返します。
　タイルには、路線ごとに分けられた色が付いています。同じ色のタイルが２枚ここに置かれたら、その色の路線でバスツアーが始まります。出発点からスタートして、他の路線との交差点ごとに得点をチェックします。交差点にコマを置いているプレーヤーは得点を得ます。また、この交差点にコマを置いているプレーヤーがここに隣接するバス停にコマを置いていれば、それも得点になります。これを、この路線のすべての交差点でチェックした後、この２枚の同色のタイルをボードから取り去ります。
　規定ラウンド行ったらゲームは終了です。各バス停には置けるコマの数が決まっていますが、バス停のタイルはそれ以上にあります。定数を超えるコマを置く場合は、元から置かれているコマをひとつゲームボードから取り除いて、袋の中に入れます。ゲーム終了時に一番多くのコマが袋に入っている(ゲームボードから取り除かれた)プレーヤーにはボーナスポイントがあります。
　得点が一番多いプレーヤーが勝者となります。どこのタイルを残すかで、まず第一の得点が決まります。しかし、最終的に選べるのは、最後のプレーヤーだけです。しかし、より高得点が期待できるバスツアーの得点を考えると、どこにコマを置くべきかが決まります。交差点とそこに隣接するバス停にコマがあれば、その路線のバスツアーが発生するたびに高得点が得られます。　

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