すしエクスプレス Sushi Express
Abacus社 Michael Schacht作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
3〜6人 8歳以上 30分
ワンポイントセールス:
自分の運に賭けるか、他人の運に賭けるか。

 プレーヤーは、寿司屋の出前持ちです。できるだけ多くのお客に寿司を届けることで、勝利に近づきます。
 ゲームボードは六角タイルを12個並べて作ります。そのうち寿司屋と公園は、反対側になるようにします。寿司屋のタイルに止まるか通過するとお客が描かれたカードがもらえます。公園のタイルにちょうどで止まるとイベントカードがもらえます。
 まず、ラウンドの最初に山からお客カードをプレイ人数分表にして並べます。そのあと、順番に自分のコマを2〜12までの数字が描かれたどこかに置きます。基本的には、すでにコマがある数字には置けません。ただし、アクションカードを使えば置けることもあります。置く場所は、自分が2個のサイコロを振って、それ以上の数字を出せると思うところです。2回振ることができます。すべてのプレーヤーがコマを配置したら、一番大きな数字にコマを置いているプレーヤーからはじめます。サイコロを2個取り、これを振ります。目標は、置いている数字と同じかそれ以上の目を出すことです。ダメな場合でも、もう一度チャンスがあります。2度振って目標の数字が出なかった場合は、アクションカードを1枚受け取ってコマを取り除きます。その次に大きな数字にコマを置いている人の番になります。もしこの人が目標以上の目を出すことができたら、それ以外の人も、もうサイコロを振る必要はありません。その時点でコマが残っている人すべてが自分のトラックを走らせることができるのです。トラックは時計回りに、コマが置かれている数字分進みます。この時、寿司屋のタイルに止まるか通過したら、表になっているお客タイルを取ります。これを数字が大きい人から順に行います。すべて移動したら、お客カードをめくり、今度は前回一番小さい数字にコマを置いた人から時計回りの順でコマを置いてゆきます。これを繰り返して、お客カードを集めるのです。お客カードは、8種類ですが、そのうち2種類は8枚ずつありますが、残りの6種類は2枚ずつしかありません。目的は、多くの種類を集めることです。それぞれのお客について1枚目は3点ですが、2枚目以降は1点にしかならないからです。
 最も多くの得点を集めた人が勝ちです。
 アクションカードを使えば、すでにコマのある数字と同じところに置けたり、ほかのコマの位置をずらしたり、サイコロを余分に振りなおしたりできます。
 もちろんたくさん移動できればよい結果が得られます。また、最初に移動することは非常に有利です。表になったお客カードから選んで取れるからです。しかし、そのためには大きな数字にコマを置く必要があるのです。サイコロの目に自信がない人は、他の人が成功してくれることに期待してください。


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