五番街 | Fifth Avenue | ||
alea社 | Eilko Manz作 | ||
プレイ人数 | 対象年齢 | プレイ時間 | |
2〜4人 | 12歳以上 | 60−100分 | |
ワンポイントセールス: バリエーションようゲームボードが用意されています。 |
ニューヨーク五番街に建設ラッシュが起こっています。ゲームボードにはいくつかの区画が描かれており、それぞれの区画には、5ヶ所(バリエーションルールでは6ヶ所)のビル建設地があります。ゲーム開始時には、それぞれの区画のうち一ヶ所のビル建設地にブランドショップを表すマーカーが置かれており、各プレーヤーのビルがボード上に2つずつ置かれています。
それぞれのビル建設地は、ブランドショップまたはプレーヤーのビルのどちらか片方しか建ちません。また、ひとつのビル建設地にブランドショップが置かれる場合、二件までです。プレーヤーのビルの場合は件数には制限がありませんが、1人のプレーヤーのビルだけです。また、同じ区画には、1人のプレーヤーのビルはひとつの建設地にしか置けません。すでにビルがある区画では、そこにしかビルが置けないわけです。
手番には、3つのアクションを行いますが、それにはA〜Dの4つの選択肢があります。
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A |
B |
C |
D |
1 |
ビルを3つ取る |
商店を配置する |
黒いカードを1枚引き、契約マーカーを移動させる |
区画の得点計算をする |
2 |
色付きの建設カードを2枚引く |
黒のカードを2枚引く |
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3 |
契約マーカーを移動させる |
カードはその後のビル建設をめぐる競に役立ちます。黒いカードは、いずれの色付きカードとしても使えるもです。また、カードは4〜6の数字が書かれており、競のとき複数枚使うことができますが、一枚でも6のカードを使うと、競り落としても建設できるビルは1つのみです。4と5のカードを使って、競り落とすことができれば、2つ配置できます。4だけを使って、競り落とせれば3つ配置できます。競り落としてもビルパーツを手元に持たないと、配置できません。
商店は、ボード上部に並べられたタイルを1枚配置できます。これはプレーヤーのビルが建っているまたはすでに商店が2個置かれている建設地には置けません。商店タイルが、5枚置かれるたびに得点計算があります。それらは、決められた数以上の区画にビルを建てているプレーヤーに与えられます。
契約マーカーはボード上に2つ置かれており、どちらかをルールに従って、ひとマス進めます。契約マーカーがセントラルパークからスタートマスに戻されるたびに、その契約マーカーが通ったマスのそれぞれについてせりが行われます。プレーヤーは、順にカードを提示してせり上げるかパスするかします。出せるカードは1色だけです(ただし、黒はいつでも出せます)。1人を残して全員がパスするまで行い、競り落とした人がそこにビルを建設します。
また、Dの選択肢で波形どちらかの契約マーカーが置かれている区画について得点計算を行うことができます。これは、Dの選択をしたプレーヤーだけでなく、すべてのプレーヤーが得点する可能性があります。ただし、選んだのだから本人が一番有利に違いありません。その区画にあるビルは、隣接する商店の種類およびビルの数で得点できます。
すべての建設地にプレーヤーのビルまたは商店で占められている区画が競り落とされた場合、通常通りビルを建設することもできますが、ビル建設せず、逆に建設禁止地区に指定することができます。建設禁止にしたプレーヤーには、その区画にあるビルの数分得点が入ります。その後その区画のビルや商店は取り除かれます。
建設禁止地区が2箇所になるか、ボードに並べられた商店が1つになったらゲーム終了です。
色々なゲーム的要素が、盛り込まれています。お手軽ゲームとはいいがたいと思いますが、じっくり楽しめる要素がいっぱいです。