グレンモア
Glan More / alea / Mttias Cramer作
プレイ人数:2〜5人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:60分

自分の領地を広げ発展させるゲームです。
まず最初は村のタイル1枚と人のコマ1個ではじめます。ゲームボードには、各プレーヤーのコマ1個ずつといろいろなタイルが置かれています。そして、1マスあいているマスが必ずあります。このマスは先頭のマスで、その次のマスが最後尾のマスです。最後尾のマスにコマがいるプレーヤーが手番を行います。
このプレーヤーは、自分のコマをゲームボード上の任意のタイルの上に進め、そのタイルを取って自分の領地に配置します。一部のタイルの左上には、そのタイルを配置するために必要なコストが描かれています。これを自分の領土から支払うか足りない場合は市場から買って支払います。タイルが配置できる場所の条件は3つです。
@すでに置かれている自分の領地と辺で接する。
A一部のタイルには上下に川、左右に道が描かれているが、それが連続するように。
B置こうとしている場所に隣接するタイル(角もOK)に人のコマが置かれている。
置いたタイルの右下にマークが描かれている場合は、それを獲得します。人が増えたり、城や湖の場合は対応するカードがもらえたりします。城や湖でもらえるカードは、ゲーム終了後のボーナスポイントや、その時点で何か獲得できたりします。
その後で、置いたタイルとそれに隣接するタイル(角もOK)すべてのタイルの効果を使えます。これらの効果は、タイルのした中央にアイコンで描かれています。牛牧場では牛、羊牧場ではヒツジ、山では木材、畑では小麦などが取れたり、肉屋では牛や羊を得点に変換できたり、ビール工場では、小麦をビールに代えたり、村や城では人が移動できたりします。
そのあとで、ゲームボードにタイルを1枚追加して次のプレーヤー(最後尾にコマを置いている)の手番となります。
タイルは、裏面で分けられた3つグループがあり、それぞれのグループのタイルが無くなるたびに、得点計算があります。これは、3つの要素に対してそれぞれ最も少ないプレーヤーよりいくつ多いかによって得点を得ます。1〜3個多い場合は、1〜3点ですが、5個以上多いと8ポイント得れれます。したがってどれかの要素に特化するのもよいでしょう。
そして、最後にも特別の得点計算があって、最も得点が多いプレーヤーの勝ちです。最後の得点計算では、自分の領地にあるタイル枚数を数えます。そして、最も少ないプレーヤーと比べ、多いプレーヤーは1枚につきマイナス3点になります。タイルが多いということはそれなりに多くの利益を得ていますが、最後にはマイナスになります。
戦略ゲームといえるでしょうが、それほど時間のかかるゲームではありません。


トップページへ