ルイ14世
LouisXIV / alea社 / Rudiger Dorn作
プレイ人数:2-4人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:75-100分
ワンポイントセールス:ルイ14世を取り巻く人々をうまく利用する。
ルイ14世を取り巻く12人の人物が描かれているタイルに、自分のマーカーをカードプレイにより配置します。タイルに、描かれている条件を満たせば何らかの報酬が得られます。「1」と描かれているタイルは、そのタイルに乗っているマーカーの数が一番多いプレーヤーのみが、その報酬を得ることができます。お金が描かれているタイルも、マーカーの数が一番多いプレーヤーが無償でその報酬を得ます。ただし、このタイルではマーカーがひとつでも置かれていたら、そこに描かれているお金を支払うことにより、その報酬を得ることができます。マーカーが描かれているタイルでは、そこに描かれているマーカーと同じ数のマーカーを配置することにより、その報酬を得ることができます。
得られる報酬は、タイルにより違います。使命チップであったり、紋章であったり、陰謀カードであったり、影響カードであったり、お金であったりします。また、いずれかのタイルの上にマーカーが置けたりします。
プレイするカードには、いずれかの人物が描かれているものと、ジョーカーがあります。人物が描かれているカードをプレイしたら、その人物に3個までのマーカーを手元のストックから配置することができます。また、配置されたマーカーは、少なくともひとつそこに残すことにより、隣接するタイルに移動することもできます。またこのカードはプレイすることにより、全体のストックから手元のストックに3個回収することもできます。ジョーカーはどのタイルにでも置けますが、2個しか置けません。また回収のときも2個です。
全員が順番にカードを1枚残すまでプレイしたら、順番にタイルに置かれた、マーカーの数で誰が報酬を得るかチェックして分配します。
そのあとで、得た使命チップを使って使命カードをプレイすることができます。プレイされた使命カードにより、より有利なゲーム展開が望めます。またプレイされた使命カードはゲーム終了時に5ポイントの価値があります。なお、使命カードはプレイするための使命チップの難易度により大きく3種類に分かれています。難易度が大きいほど、その効果は大きいのですが、ゲーム終了時のポイントは同じです。
報酬が得られる条件と、報酬をよく考慮してカードプレイをします。つまり、「1」と書かれたタイルでは、必ず1位になる必要がありますが、お金が描かれたタイルでは、資金に余裕があれば1つ配置するだけですみます。また、マーカーが描かれているタイルは、その数配置すれば確実に報酬にありつけますので、安心です。なお、陰謀カードは、報酬を得る人をチェックしている段階で、プレイできます。これをプレイすることにより、2個のマーカーをあとから置けるのです。「1」と描かれたタイルでは、非常に危険なカードです。
ゲームの展開方法が色々あり、じっくり楽しみたい人には向いているでしょう。