ラムと名誉 Ru(h)m & Ehre
alea社 Stefan Feld作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
2〜5人 9歳以上 60-75分
ワンポイントセールス:
細かいチットも、便利なチットケースですっきり。

 プレーヤーは、すべて自分の色の手下コマを持っています。自分の番には、自分の手下コマを使って、赤い海賊コマを移動させます。ボード上には、たくさんのマスが描かれており、マスとマスをつなぐセグメントに手下コマを置くことにより、赤い海賊コマを隣接するマスに移動させることができるのです。また、それ以上の移動を望むなら、手下コマとお金があれば続けて移動させることもできます。
 赤い海賊をマスに到着させるたびに何らかの利益があります。お金が入ったり、手下コマが増えたり、すでに配置してある、手下ゴマをボードから回収できたり、そのほか得点につながるマスもたくさんあります。「海賊の道具」が描かれたマスでは、対応するタイルを取り、そのままポイントとするか、コイン2つと取り替えるかができます。「ランデブー」のマスでは、引いたタイルに描かれたマスに赤い海賊を移動させることによりポイントになります。宝の地図のマスでは、表になって置かれている地図のタイルの内、マスと同色のタイルを取ることができます。地図のタイルは、同色のものが2枚そろって得点となります。「酒場のマス」では、ほかのプレーヤーに一緒に飲もうと誘います。一緒に飲む場合には、手番プレーヤーにコイン1枚支払う必要があります。その代わりサイコロを振り、表になっている酒場タイルより大きな目が出たら、その得点になるタイルを獲得できます。「宝箱」のマスは危険です。まず手番プレーヤーは、安全な宝箱のタイルを獲得できます。そして、手番プレーヤーから順番にサイコロを振って、その目の合計をカウントしてゆきます。サソリが描かれた宝箱のタイルに描かれた数字をこの合計が越えてしまったら、越えさせてしまったプレーヤーがこのタイルを引き取ります。このタイルはマイナスポイントになります。「樽のマス」に止まったら、樽のタイルを2枚受け取ります。このタイルは直接得点にはなりませんが、このタイルを使うことにより、ダイスを振りなおすことができます。「街の見張り」のマスでは、引いたタイルに描かれた街の見張りの人数より、手元に残っている手下コマの数が多ければ、戦いに勝ったことになり、この得点を得ることができます。
 プレーヤーは、手下コマを使って、赤い海賊を移動させる代わりに、手元に残った手下コマすべてを船に乗せることができます。ただし、このプレーヤーは、そのラウンドではそれ以上赤い海賊を移動させることができません。すべてのプレーヤーが手下コマを使いきるか、船に乗せたらラウンドの後半に入ります。ここでは、船に乗った海賊どうし乱闘が始まります。乱闘の結果はダイスを振って決めます。もちろん多くの手下コマを船に乗せているプレーヤーは有利です。しかし、できるだけ後から船に乗ったコマのほうが有利です。乱闘で、勝ち残ったプレーヤーには、ポイントタイルが与えられます。
 5ラウンド行って、最も多くのポイントを獲得したプレーヤーの勝ちです。
 うまく、赤い海賊を移動させることがポイントですが、度々ある、サイコロ振りに勝つことも重要です。


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