ワイアットアープ Wyatt Earp
alea社 R. Borg & M. Fitzgerald作
プレー人数 対象年齢 プレー時間
2〜4人 12歳以上 45〜90分
ワンポイントセールス:
歴史上有名なお尋ね者を捕まえます。

 西部劇で有名なお尋ね者を捕まえて賞金稼ぎをするゲームです。
 このゲームには7人のお尋ね者が登場します。それぞれのお尋ね者には賞金が掛けられています。プレーヤーに手番になったら、捨て札の山の一番上を1枚または、伏せられたカードの山から2枚カードを取って手札に加えます。そのあと、カードをプレーすることができます。保安官カードという特殊カードは手番に1枚だけですが、それ以外のカードは何枚プレーしてもかまいません。そして最後に1枚カードを捨て手番が終わります。1枚捨てた時点で、手札がなくなったらそのラウンドは終了です。また、伏せられた山札がなくなってもラウンドが終了します。
 カードプレーは、まったくカードが出されていないお尋ね者については、3枚以上一気に出さなければなりません。ただし、既に誰かが出しているお尋ね物については、1枚でも出すことができます。カードを出す場合は、自分前に並べて出します。
 ほとんどの保安官カードは、特定のお尋ね者に対するものではありません。任意のお尋ね者カードとして使えるものもあります。また、他のプレーヤーのカードを奪ったり、既に出されているカードを無効にしたり、またはそれを防御したりできます。ただし、必ずできるわけでもありません。カードをめくって判定を行い、成功したらそれらの効果が発揮できます。
 ラウンドが終了したら、賞金の分配を行います。各お尋ね者について出されているカードの数字を合計して8以上のものは、逮捕できたことになり、そのお尋ね者につけられた賞金を分けます。7以下にしかならない場合は、逮捕できなかったので、それらのカードは無効になります。
 逮捕できた場合は、一番多く出しているプレーヤーが他のプレーヤーより5ポイント以上多く出していたら、その人が賞金を独り占めします。一番多く出しているヒトから4ポイント以内の人は分け前に預れます。まずトップの人が$2000受け取ります。その後ポイントの順に$1000ずつ取り、無くなるまで続けます。
 これを数ラウンド繰り返し、ラウンド終了時に$25000以上持っているプレーヤーがいたらゲームは終了です。もちろん、最も多くの賞金を稼いだプレーヤーが勝ちです。
 8ポイントを越えるためには、1人だけではたいへんです。しかし、分け前を横取りにくるプレーヤーも困ります。保安官カードも威力がありますが、手番ごとに1枚しか使えません。タイミングよく適切なカードを使うことが必要です。


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