マグナグレキア Magna Grecia
Clementoni社 Michael Schacht & Leo Colovini作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
2〜4人 12歳以上 75分
ワンポイントセールス:
街を作り市場を作ると利益が上がるし、神殿への影響力も上がります。

 開拓を行い、街を作り市場を作ることによって、利益があります。ゲーム終了時に利益(ポイント)が最も多いプレーヤーが勝ちです。
 ゲームは12ラウンド行われます。まずラウンドごとにアクションカードを1枚めくります。これには、このラウンドの手番順と行えるタイルの枚数が描かれています。手番順はアクションカードの中央に色で示されています。このラウンドはこの色の順でプレイします。また、このアクションカードには、プレイできる道タイルの数、街タイルの数、補充できるタイルの数が描かれています。各プレーヤーはこの3種類のアクションの内2種類できるのです。つまり、道と街タイルをプレイするとか、道タイルをプレイして、タイルを補充するとかです。補充するタイルは、道でも街でも混ぜてもかまいません。
 ただし、街タイルをプレイするにはコストがかかります。勝利条件である、ポイントを減らして建設する必要があります。ただし、新しい街を建設するとそこに市場をひとつ無料で建設できます。
 また、その後で市場をひとつ建設するか売却することができます。このときは建設費がかかります。ゲーム中盤以降建設が足りなくなったら、すでに価値がある市場を売却することによって、以降の建設費に当てることができます。自分の街に建設されている市場は、価値があります。また、他のプレーヤーの街にある自分の市場でも、その街と自分の街が直接道路でつながっていたら価値が出ます。市場の価値は、その市場がある街が直接道路でつながっている街の数です。したがって、大きな街はたくさんの街と道路でつなぐことができますので、高い価値になることが多いのです。ただし、自分の街でなくても高い価値になる街に市場を持つことも可能です。ただし、建設コストは高くなっています。
 街から神殿につながる道を作ると、その街の所有者にゲーム終了時にボーナスポイントが入ることがあります。ただし、複数の街から街がつながった場合、一番多くの街と道路でつながっている街の所有者にボーナスポイントが入ります。
 街と街を道路でつなぐことは互いに利益のあることです。ある点では競い合い、ある点では協力し合って、街をを建設して道路網を拡充し、この地区を栄えさせるゲームです。運の要素はほとんどありません。手番順とプレイできるタイル数がランダムになっているだけです。コストを掛けないと大きな利益は得られませんが、コストをかけすぎると肝心な勝利のためのポイントが減ります。


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