マンハッタン
Manhattan / Hans im Gluck社 / Andreas Seyfarth作
プレイ人数:2-4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:60分
ワンポイントセールス: わかりやすいルール、わかりやすい面白さ、分かりやすい戦略、目でわかるゲームの進行。
誰にでも勧められるゲームです。

 1994年ゲーム大賞受賞。
 世界の6都市に摩天楼を建設し、世界のビル王を目指すゲームです。
 手番になったら、手札から1枚カードを出します。カードの右上には、どの場所にビルが建設できるかが描かれてます。該当する位置に自分のビルパーツを1個置きます。
 ゲームボードには6つの都市が描かれていますが、カードに示された位置ならどの都市においてもかまいません。つまりカードに示されているのは、都市内の位置であり、どの都市に置くかは指定されていません。
 ビルパーツには一階分のものから4階分のものまで、4種類あります。1回の手番には1個のビルパーツが置けるので、一気に4階分高くすることも出ます。
 色々なひとのビルパーツが積み重ねられたビルもありますが、一番上にビルパーツを乗せている人が、このビルの持ち主となります。つまり他の人のビルの上にビルパーツを乗せることができれば、そのビルを乗っ取ることができるのです。ただし、そこにビルパーツを乗せるのには条件があります。他人が一生懸命高くしたビルをいきなり乗っ取ることはできません。
 ゲーム中に、何度か(プレー人数により変わります)得点計算のときがあります。この時点で、一番高いビルを所有していれば3点。9つある都市のそれぞれで、一番多くのビルを持っている人に2点。その他、所有するビル1個につき1点です。
 高いビルは、高得点ですが、競争がたいへんです。つまり、たくさんの人が競い合って、ビルの乗っ取り合戦になったため、高くなったのです。つまり、一番高いビルを目指すのは、高得点も狙えますが、大きなリスク(得点計算時に、他の人のものなら0点)もあるのです。
 わかりやすいルールのすばらしいゲームです。また、ゲームが進むにつれて摩天楼がどんどん出現して楽しくなるゲームです。


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