キングアーサー
King Arthur / Ravensburger社 / Reiner Knizia作
プレイ人数:2-5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30分
ワンポイントセールス:うまく敵カードを集めて、より高得点のカードと交換します。

 カードは大きく分けて3種類。騎士カードと敵カードと冒険カード。騎士カードをプレイして敵カードを獲得し、敵カードを冒険カードに交換してより高得点を得ます。
 冒険カードはすべて表にして、みんなが見える場所に置いておきます。敵カードは、よく混ぜてから裏向きの山に、そこから1枚ずつめくって表にして並べます。同じ色は同列になるようにします。いずれかの色のカードが4枚めくられるまでです。騎士カードはそれぞれのプレーヤーに4枚ずつ配ります。
 手番には、任意の枚数の騎士カードをプレイすることができます。プレイできるカードは同色のみです。ただし、白い騎士カードはジョーカーです。との色の騎士カードともプレイできます。騎士カードには1または2の価値があります。プレイした騎士カードの合計価値が、敵カードの数字と同じ場合には、その適カードを取ることができます。そのあと、残っている冒険カードと交換可能な敵カードを持っていれば、それを交換することもできます。最後に騎士カードを1枚補充します。なお、騎士カードをプレイしていない場合には、騎士カードを2枚受け取ることができます。また、手番の最初にどの敵カードの列にもカードが4枚並んでいない場合には、いずれかの色の敵カードが4枚になるまで表にして並べます。
 敵カードに描かれた数字はそのまま勝利ポイントです。しかし、冒険カードと取り替えることによりより高得点になります。例えば、緑の敵カード6ポイントで12ポイントの冒険カードと交換できます。任意の4枚の敵カードを12ポイントの冒険カードと交換することができます。赤・緑・青・黄の冒険カード各1枚を15ポイントの冒険カードと交換などです。ただし、それぞれの冒険カードは1枚ずつですので、他の人が交換してしまったら、そのカードとは交換できません。したがって、できるだけはやく目的の敵カードを手に入れたいのですが、すでに4枚並んでいる色の敵カードを獲得すると、新たな敵カードを並べることになり、他のプレーヤー(特に手番がすぐ後)に有利になってしまいます。どのタイミングでどの敵カードを獲得して、どの冒険カードと交換するかがポイントです。
 分かりやすくてシンプルなルールでありながら、ジレンマが多いいかにもKniziaのゲームといった感じです。


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