家系図
Familienbande / Winnig Moves社 / Leo Colovini作
プレー人数 2-4人
対象年齢 8歳以上
プレー時間 15分
ワンポイントセールス:子は親に似るものです。遺伝って恐ろしいですね。

 3人の人から始まる、家系図です。人にはそれぞれ遺伝的な特徴があります。このゲームではそれを5つの特徴に絞りました。「高い鼻」「厚い唇」「大きな耳」「カールした髪」「近眼」です。ゲームに登場する人物は、これらの特徴の3つを備えています。中には、ひとつの特徴を濃く持っているため、複数同じ特徴を持つものもあります。
 ゲームが始まる前に、各プレーヤーに秘密裏に遺伝的特徴をひとつ書いたタイルを配ります。配られた特徴を持つ子孫をたくさん作ることがゲームの目的です。
プレイは時計回りの順で一人ずつ行われます。手番になったら、3つの内からひとつを行います。

  1. 結婚させる:場に並べられたカードの内、未婚のものを結婚させます。カードには男性と女性があり、結婚させるためには異性である必要があります。2枚を並べて置きます。この場合カードを1枚補充します。そのため、手番の前後で手札枚数は変わりません。
  2. 子供を作る:子供になれる条件は、両親が持つ特徴のみを持っていること、両親の特徴を少なくとも一つずつ持っていることです。子供ができたら、この子供が持つ特徴が得点します。その分得点ボードのマーカーを進めます。子供を作ったプレーヤーは、手札からもう1枚捨てて山から1枚取ることができます。そのため、子供を作った手番では手札が1枚減ります。
  3. パスをする:手札のプレイはなく、ただ山からカードを1枚補充します。したがって、手札が1枚増えます。

 ゲーム開始時の第1世代から始まって、第5世代の子供7人が生まれたら終了です。ここで、すべてのプレーヤーは、秘密裏に配られた特徴タイルを公開し、どの遺伝的特徴を担当していたかを示します。ここで、各プレーヤーが手札に残しているカードが枚数により、失点となります。その分、マーカーを後退させ最も進んでいる遺伝的特徴を担当していたプレーヤーが勝ちです。
 露骨に自分の特徴だけを進めると、他の人の邪魔をされます。また、手札内容に注意しないと、思ったプレイができません。また、ゲーム終了間際では、自分の特徴を得点させることも必要ですし、手札枚数を減らすことも重要です。
 結婚と出産をうまく使い分けて、得点することを目指します。 


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