ビザンツ
Byzanz / Amigo / Emanuele Ornella作
プレイ人数:3〜6人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:45分
ワンポイントセールス:シンプルでわかりやすい競りゲームです。競りゲームが苦手な人にも楽しめます。
カードをカードで競り取り、得点に変換するゲームです。競りを利用して、カードのうまい交換が求められます。
ゲームは数ラウンドにわたって行われ、各ラウンドでプレイ人数分のセリが行われます。そしてラウンドでは各プレーヤーは1度ずつしか競り落とすことができません。ただし、ラウンドが進むにつれて、競りにかけられるカード枚数は減ります。たくさんのカードが欲しければ早い時点で競り落とす必要があるかもしれません。
ラウンドの初めにはプレイ人数によりきめられた枚数のカードが山札から表にして並べられます。これをプレーヤー全員が競ります。一人を除いてすべてのプレーヤーがパスするまで続け、競り落としたプレーヤーは、その額と同じ数字になるように手札からカードを出し、テーブルに置かれた市場の場所に置きます。そして、競りにかけられたカードをとります。ただし、1枚は市場に捨てる必要があります。これをプレイ人数回行います。表にして競りにかけられるカード枚数はどんどん減ります。5〜6人プレイの場合は、最後に表にして置かれるカードは1枚なので、最後のプレーヤーは、競りに対する支払いもありませんが、表にして置かれたカードはそのまま市場に置かれます。
競りが全て終わったら市場に置かれたカードの分配です。これらのカードをすべて色別に分類して並べます。そして、よりあとから競り落としたプレーヤーの順番で、どれか1色のカードすべてを受け取ります。市場にカードが多い場合は、あとから競り落とすことにもメリットがあるのです。
競り落としたり市場から獲得したカードはすべて手札となります。これらは以後の競りにも使えますが、得点にすることもできます。得点にする場合は、同色のカード3枚を表にして出し、その中で一番大きな数字のカード1枚を伏せて自分の前に残します。これが得点となるのです。残り2枚のカードは捨て札です。「0」のカードはジョーカーです。どの色のカードとしても使えます。ただし、「0」のカードを3枚出した場合は、そのうち1枚を裏にして残します。これは5ポイントになります。
なお、手札は常に7枚以下でなけれなりません。それ以上になる場合は、3枚出して得点にするか、捨て札にするかして手札枚数を減らす必要があります。
プレイ人数による規定ラウンド行って、(その時点で山札がなくなります)ゲーム終了です。
もちろん得点が一番大きプレーヤーの勝ちです。
大きな数字カードは有利です。しかし、得点にするためには1枚あればよいのです。4,4,4でも4,1,1でも結果は4点なのです。4が3枚あるなら、残り2枚は競りに使った方がよいかもしれません。しかし、得点にするためには同色のカードが3枚必要なことを忘れてはいけません。手札枚数の制限など、いろいろ考えて、高得点を目指します。