ブクブク.。o○
Land Unter / Amigo社 / Stefan Dorra作
プレイ人数:3-5人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:30分
ワンポイントセールス: 手札の条件を同じにするため、交換して遊びます。

 以前F.X.Schmitから出ていた「森のカッコウ」のリメイクです。また、2001年度のゲーム大賞にノミネートされました。
 まず、プレーヤー全員に12枚ずつの手札を配ります。このゲームでもよいカード(有利なカード)と悪いカード(不利なカード)があります。ただし、悪いカードにはそれに応じて浮き輪マークがつけられています。配られたカードに付いた浮き輪マークを数えその数の浮き輪カードを受け取ります。この浮き輪カードがライフカウンターでこれをなくさないようにするゲームです。つまり悪いカードにはライフカウンターが多いので、不利な部分を補っているのです。
 次に、よく混ぜた灯台カードを裏向けの山にし、その上のカード2枚を表にして並べます。ここで、すべてのプレーヤーは手札から任意の1枚を選び裏にして出し、全員そろったら同時にこれらのカードを表にします。出したカードの数字が一番大きな人が2枚並べられた灯台カードの数字の小さいほうを取って自分の前に置きます。2番目に大きな数字カードを出した人は、大きい方の灯台カードを取ります。もしそれまでのに灯台カードを取っている人が、新たな灯台カードを取ったら、元の灯台カードの上に重ねて置きます。ここで、全員が持っている灯台カードを比べて一番大きな数字が書かれたものを出している人は、自分の浮き輪カードを1枚裏にします。
 小さなカードを出した場合は、灯台カードを取る心配は少ないと思われます。すでに大きな数字の灯台カードを前に出している人は、小さな灯台カードが表に出されたとき、大きなカードを出すことによって、自分の前の灯台カードを小さい数字のものと交換することができます。つまり、中途半端に大きなカードが悪いカードなのです。できるだけ出すカードが大きいほうから2番目にならないようにします。
 これを12回繰り返すと手札がなくなり、ラウンドが終了します。この時点で表になっている自分の浮き輪カードの枚数が得点です。ラウンドが終わったら、自分が使った手札と浮き輪カードをまとめて隣の人に渡します。つまり同じ条件で隣の人がプレイするわけです。これをプレイ人数分のラウンドを行えば、すべての人が同じ条件でプレイしたことになります。
 悪いカードをどのタイミングで処理するかがポイントです。よいカードでもタイミングを間違えば灯台カードを取らされることがあります。
 シンプルで分かりやすいルールのゲームです。ドキドキさせてくれます。


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