ヤギの愛
Nur die Ziege zahlt / Amigo / Gunter Burkhardt作
プレイ人数:3〜6人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20分
ワンポイントセールス:分かりやすいがコントロールが難しいトリックテイキングゲーム

 カードは1〜50までの数字が描かれた50枚です。それぞれのカードには1〜5個のヤギのマークが描かれています。各プレーヤーには8枚ずつのカードを配ります。ゲームはこれら8枚ずつのカードを使ってのトリックテーキングゲームです。つまり、スタートプレーヤーから順番に任意のカードを1枚表にして出し、一番数字の大きなカードを出したプレーヤーがそのトリックのポイントを得ます。ポイントは、その時出されたすべてのカードに描かれているヤギマークの合計に、その時出された一番小さいカードの数字です。つまり、出された中の一番小さな数字カードがポイントを大きく左右することになります。これを8回繰り返すのです。
 なお、カードが配られた時点、カードプレイを始める前に、それぞれのプレーヤーが自分がとれるであろうポイントを予想して自分の台形のタイルをゲームボードに置きます。 台形のそれぞれの辺は予想ポイントと、予想と同じポイントだった場合の勝利点が描かれています。予想範囲外のポイントでラウンドが終了した場合には勝利点は得られません。2〜4勝利点の辺は、その勝利点により予想ポイントの幅が違います。4勝利点は2列で10ポイントの幅ですが、2勝利点なら4列で20ポイントの幅が与えられます。また、0ポイントおよび61ポイント以上を予想して達成できれば5勝利点が与えられます。この予想に関しても、スタートプレーヤーから順に置き、他のプレーヤーに重ねて置くことはできません。つまり、0ポイントおよび61ポイント以上は先着1名、それ以外はゲームボードの左右で二人まで置けますが、重ならないように置く必要があります。
 配られたカードを見て、何トリック取れそうかを予想し、それからポイントをどのぐらいとれるか予想するのです。また、プレイ中もトリックを取れない場合は、トリックを取ったプレーヤーがどのぐらいのポイントを狙っているかを考える必要があります。一番小さい数字のカードが獲得ポイントを大きく左右するからです。
 ルールは簡単ですが、カードプレイのコントロールが難しいゲームです。


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