テネキー
Tenakee / Amigo / Michael Feldkotter作
プレイ人数:3〜5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:15分
ワンポイントセールス:得点チャンスをうまく生かす。
高得点のトーテムポールを獲得することを目指すゲームです。カードは大きく分けて4種類です。最も多いのトーテムカードでこれらにはすべて数字が書かれており、獲得したトーテムカードの数字がそのまま得点となります。そのほかにトーテムポールを獲得するカードとして3種類のカードがあります。鳥のような絵が描かれた先端カードは、トーテムカードの一番先端にプレイし、そのトーテムポール全体を取るときに使います。人がトーテムポールをよじ登っている絵が描かれている戦士カードは、そのカードだけではトーテムポールを取ることはできませんが、その後に女性カードをプレイすることによりトーテムポールを取ることができます。戦士カードの上に先端カードはプレイできないのです。
各プレーヤーは、トーテムカード14枚のほか、先端カード3枚、戦士カードと女性カードを2枚ずつ受け取ります。これで手札は21枚となります。ゲームは7ラウンドにわたって行われます。各プレーヤーはラウンドの初めにそのラウンドで使用するカード3枚を選びます。そしてゲームスタートです。順番にカード1枚をテーブルの上に表にしておきます。そしてトーテムポールを作るのです。テーブル上に一度に作れるトーテムポールは3つまでです。出したカードは新たなトーテムポールを建設はじまるか、すでに出されているカードの上に置いて、トーテムポールを大きくするかです。先端カードや女性カードによりトーテムポールが完成し取り去られたら、新たなトーテムポールを建設する場所ができます。
ゲームは、7ラウンド行われますが、実際にトーテムポールを確保できる先端カードと女性カードの合計は5枚ずつです。どのラウンドでトーテムポールを取るかが大きなポイントになります。また、女性カードを使ってトーテムポールを取るためには、すでに戦士カードが置かれている必要があります。必ずしも自分がプレイした戦士カードである必要はありませんが、戦士カードが出ないと女性カードは捨てるしかありません。また、タイミングによっては、自分がプレイした戦士カードを利用して、他のプレーヤーが女性カードをプレイするかもしれません。ラウンドの初めに選ぶ3枚が重要になるのです。
簡単なルールでテンポ良く遊べるゲームです。他のプレーヤーの思惑を見抜くのがポイントになります。