ゲシェンク
Geschenkt / Amigo社 / Thorsten Gimmler作
プレイ人数:2-5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20分
ワンポイントセールス: 不幸は押し付けるものか、引き取るものか。
いかにもドイツゲーム。シンプルなルールにジレンマ。
プレーヤーは、ゲーム開始時にはチップを同じ枚数持っているだけです。
カードには数字が描かれているだけですが、すべての数字があるわけではありません。何枚かのカードを抜きます。
まず、カードの裏向きの山にし、そこから1枚表にします。手番プレーヤーは、表になったカードを引き取るかどうかを判断します。引き取ったカードはその数字がマイナスポイントです。引き取るのがいやな場合は、チップを1枚出して次の人の手番になります。チップは1枚プラス1ポイントです。カードを引き取ると決めた場合は、そこに置かれたチップも一緒に取ることができます。しかし、そのまま次のカードを表にして、そのカードを引き取るかどうかの判断をせねばなりません。
なお、連続する数字のカードでの失点は、一番小さいカードのものだけになります。例えば21・22・23と持っている場合は、この3枚で失点は21ポイントになります。21と23の場合は、44ポイントのマイナスになります。
21をすでに引き取っている場合は23を取ることは悪いことではありません。22が出てくればラッキーです。他のプレーヤーはよほどのことがなければ取らないでしょう。だから、少し我慢すればチップをたくさんつけてくれて、マイナスポイントが減るカードが手に入るでしょう。しかし、どのカードがなくなっているかは分かりませんので、少しギャンブルです。
また、チップをすべて使い果たしたら、カードを取るしかありません。あまり嫌がっているわけにも行かないのです。カードはチップがたくさん乗っている状態で取りたいものです。