ギズボーン
Gisborne / Clementoni / Carlo A. Rossi作
プレイ人数:3-5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30-40分
ワンポイントセールス:ニュージーランドで地図書きの専門家になろう。
18世紀末のニュージーランドで最初の地図を書くために、道なき道を進んでいくカード形式のすごろくです。
ゲームボードは最初は1枚のコースタイルですが、コマが進むにつれ長い道になっていきます。各プレーヤーは移動カードを持っており、移動カードは徒歩(銅)、乗馬(銀)、気球(金)のカードがあります。各プレーヤーは自分の手札を1枚以上を伏せて自分の前に出します。複数枚のカードを場合は同じ種類のカードを出さなければなりません。全員が出し終わったら一斉に公開し、コマが最も進んでいるプレーヤーからカードの数字の分だけコマを進めます。全員が進んだ後に山札からカードを補充します。補充はどのカードを出して進んだかによって補充できる枚数が異なります。
ひとつのコマがコースの最後のマスを超える場合、コースタイルの山から1枚をめくり、新しい道をつなげます。地図タイルが置かれているマスに到着すると勝利ポイントが獲得できます。誰かがその地図タイルを取った場合そのラウンドの終了時に順位決算がおこなわれます。決算はコースを先に進んでいるプレーヤーほど点数が高く分配されます。つまり先に進んでいる方が、常に高得点のチャンスが与えられていますが、先が見えないのでリスクが大きいのです。新しいタイルにはどんな冒険が待っているかわかりません。
いずれかのコマが最後のゴールタイルの浜辺に到着したラウンドが終了し、最後の決算がおこなわれ、ゲーム終了です。それまでに最も多くのポイントを獲得したプレーヤーが勝利します。先に進んでいるほうが得をしますが、先に何があるかわからないので危険であるともいえます。危険をかえりみず、勇気あるプレーヤーが勝つゲームかもしれません。しかし勇気と無謀は異なりますのでご注意を・・・