カナリア諸島
Islas Canarias / Clementoni / Leo Colovini作
プレイ人数:2〜5人
対象年齢:10歳以上
ワンポイントセールス:自分の島の特徴を把握することが重要。

 ゲームを始める前に自分の島ボードを決めます。それぞれの島ボードは同じではありません。それぞれ地形が少しずつ違っているのです。
 カードよく混ぜて各プレーヤーに5枚ずつ配り、そのほかに1枚のカードを伏せて脇に置いておきます。残ったカードは補充用の山札となります。
 手番には、カードをプレイして家を自分の島に置くか、カードを補充するかができます。カードには置ける家の色と置ける場所が示されています。カードは移民でそれぞれ自分の好きな地形があるようです。たとえば川のそばとか、村のそばとか、特定の色の家そばだとかです。カードをプレイしても補充しても手番の最後に一枚カードを伏せてすでに置かれているカードに重ねておきます。これを各プレーヤー1回ずつ手番を行ったらラウンドの前半が終了です。ここで、伏せられたカードを取ります。ここにはプレイ人数+1枚のカードがあるはずです(はじめに1枚と各プレーヤーが1枚ずつ置いている)。これを伏せたままよく混ぜて伏せたまま1枚除いてから、1枚ずつ表にします。これは船でやってきた移民です。彼らはどの島に行ってもよいのですが、最も気に入った島に移住します。そこで、カードに描かれた条件のマスが一番多いプレーヤーの島に家を建てます。これを順番に行ったら次のラウンドです。
 なお、同じ色の家が2軒自分の島にできたらこれを宮殿に代えることができます。家は1軒で1点ですが、宮殿は1個で3点になります。また、同じ色の家が3軒できたらこれを都市に代えることができます。都市は1つで5点になります。いずれかの色で最初に3ポイント以上獲得できたプレーヤーは、その色の特権カードを得ます。これは結構使えるカードです。
 なお、船でやってくる移民の中には海賊がいます。その色の特権カードを持っているプレーヤーの島が最初に狙われます。家が1軒取り除かれるかもしれません。
 カードプレイでは確実に1軒ずつの家が建ちますが、船でやってくる移民はどの島に家を建てるかわかりません。伏せて置くカードには、自分の島が得意な地形をこのむ移民を選ぶのがよいでしょう。また、2軒で宮殿にするか、3軒まで待って都市にするかもポイントです。宮殿と家で都市にすることはできないのです。都市にするには家が3軒必要なのです。
 他のプレーヤーの島と比べることは重要になります。また、自分が獲得した特権カードをうまく利用するのもよいでしょう。


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