いかさまゴキブ
Mogel Motte / Drei Magiel / Emily & Lukas Brand
プレイ人数:3〜5人
対象年齢:7歳以上
プレイ時間:15-25分

 順番にカードを出し、手札を最初に無くした人が勝ちという単純なゲームです。ところが、恐ろしいルールが入っています。

 カードには1〜5の数字が書かれています。出せるカードは前の人が出したカードに描かれた数字より1大きいか小さいかのカーです。たとえば直前に3が出ていたら、2または4のカードが出せます。また、1と5はつながっていると考えるので、1の後に5を、5の後に1を出すこともできます。出せるカードがない場合は、山札から1枚補充して手番終了です。
 ただし、「サギ師の蛾」(写真下段左端)のカードは、警備虫(写真下段右端)を自分の前に置いているプレーヤー以外出すことができません。アクションカード(写真上段の4種類)がプレイされると、それぞれいろいろなアクションがあるので、そのどさくさに紛れてどこかに捨てるか隠すかする必要がります。ただし、警備虫カードの持ち主に見つかって指摘されたら、隠したカードも戻し、警備虫カードのプレーヤーから手札を1枚受け取ることになります。この時に警備虫カードも受け取り、不正取締役になるのです。
 手札は常にみんなに見えるようにテーブルの上で手で持っている必要があります。もちろん警備役のプレーヤーが不正を行うことはできません。
 ゲームで絶対してはいけないことを合法的ルールとして行うことのできるゲームです。不正に慣れない人はドキドキします。


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