ブルッヘ
Brugge / Hans im Gluck / Stefan Feld作
プレイ人数:2〜4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:60分

 Feldが得意なサイコロを使いながら、運ではなくランダムを作っているゲ−ムです。
 ラウンドで進みます。ラウンドの最初には、各プレーヤーが伏せられたカードの山2つのうちいずれかの一番上を1枚ずつ取り手札が5枚になるようにします。伏せられたカードの裏面からは、カードの色だけは分かっています。
 次にスタートプレーヤーが、5色各1個のサイコロをまとめて振り、目の順番にゲームボードに並べます。ここで、5と6の目が出ているサイコロと同じ色の災害マーカーを各プレーヤーに1枚ずつ配ります。同色の災害マーカーが3枚そろうとその色の災害がそのプレーヤーに起こります。これは、配下コマやお金をすべて失ったり、プレイされている人物カードや、建設した堀を捨てさせられたり失点したりします。
 また、1と2の目が出ているサイコロの目の合計が、そのラウンドお金で買える名声ポイントを1段上げる額となります。
 その後、各プレーヤーによるカードプレイとなります。順番に1枚ずつプレイしてすべてのプレーヤーが4回ずつカードプレイを行います。カードプレイで得られるものは6種類です。

 すべてのカードは人物カードの能力を持っています。160枚以上ありますが、すべて違う能力を持っています。能力は、プレイした時に得るもの、書かれている状況が起きるたびに得ることができるもの、ラウンド毎に書かれているコストを支払うことによりできるものなどです。
 ラウンドの最後に、単独で、堀の長さ・名声ポイント・プレイされた人物カードの枚数が一番多いプレーヤーは、対応する自分のタイルを表にします。これはいずれかのラウンドで1度できればあとで抜かれてもそのままです。
 これを数ラウンド(6〜7ぐらい)行って得点を競います。
 年間ゲーム大賞のエキスパート部門にノミネートされていますが、それほど重量級のゲームと感じません。また、プレ時間も標準が60分とすっきり終わることができます。ただ、得点方法がかなり多く用意されているので、方針がいろいろ選べる楽しいゲームです。


トップページへ