ディスタウファー
Die Staufer / Hans im Gluck / Andreas Steding作
プレイ人数:2~5人
対象年齢:12歳以上
プレイ人数:プレイ人数×20分
各プレーヤーは、ラウンドごとに3回手番があります。各手番でできることは補充か配置です。
補充を選択すると、自分の貴族または公使のコマを全体のストックから手元にとることができます。配置を選択すると、コマを置きたいエリアに国王コマを移動させ、そこの役職マスにコマを配置することができます。ただし、国王コマを移動させるのにも、役職マスにコマを配置するためにも自分の手元のコマを消費します。
補充および配置では、多くの場合そこにある宝箱を獲得できます。宝箱は非常に有効な場合が多いものです。紫の宝箱は2枚で特権カードと交換できます。特権カードを持つことにより、配置のさい消費するコマが少なくなったり、基本ルールで禁止されている配置方法ができたり、補充をより多くできたりします。しかもゲーム終了までその効果が続きます。水色の宝箱は、1回しか使えませんが、もっと強力なことができます。茶色は最終得点になります。オレンジは取った時に得点化できたり補充できたりします。
ラウンドごとに2か所のエリアで得点計算が行われます。そのエリアで多くの役職マスにコマを置いているプレーヤーが得点できるのです。貴族のコマは公使のコマ2個分としてカウントされます。得点計算が行われる2か所のうち1か所はゲーム開始時にすでに示されています。したがってこちらはいつどのタイミングで得点計算されるかわかっているのです。もう1か所は、ラウンド終了時点の状況により変化します。終了時国王のコマがいるエリア、宝箱の残りが一番少ないエリア、役職コマが一番多く置かれているエリアなどです。
なお、得点計算が行われたエリアの役職マスに置かれたコマは全体のストックに戻されます。その代り国王の移動や役職コマの配置で消費されたコマの一部は手元に戻ってきます
ゲーム開始時に各プレーヤーに3枚ずつのボーナスポイントカードが配られています。このカードに指示に従った配置が残っていればボーナスポイントが入ります。
ランドが進むときに行われる宝箱の補充以外にランダムの要素はありません。他のプレーヤーの行動だけがランダムです。ゲーマーズゲームといえるでしょう。